リクルートエージェントとは、株式会社リクルートキャリアが運営する転職エージェントサービスです。
日本最大級の求人数を誇り、転職活動をしている方、しようと考えている方で、知らない方はいないのではないでしょうか。
私も転職活動を数回経験していますが、リクルートエージェントを使わないで転職活動をしたことはありません。
今回は、リクルートエージェントを利用した転職活動についてまとめました。
リクルートエージェントに登録するまで、した後の転職活動の流れ
実際リクルートエージェントを利用するとどのような転職活動を行うことになるのか、登録→内定まで、時系列で私の経験談や口コミを交えつつ、紹介します。
① HPで登録作業→面談日程を決める
はじめに、リクルートエージェントのHPで登録をします。登録に時間はかからず、数分で入力できる内容です。
登録後、翌日~遅くても3営業日以内にキャリアアドバイザー(またはアシスタント)から連絡がきて、面談の日程を決めます。
日程が合わない場合は電話での面談という選択もできますが、
リクルートエージェントは、土日や平日夜も面談ができるため、現在就業中の方でも対面での面談が可能です。
② キャリアアドバイザーと面談
日程が決まったら、キャリアアドバイザーと面談をします。
服装は自由で問題ありませんが、当日に資料を渡されるのでA4サイズが入るカバンで行ったほうが良いと思います。
当日の面談の内容ですが、登録の時に入力した内容の確認、現職の仕事内容についてのヒアリング、希望職種についてのヒアリング、今後どのように転職活動をすすめていきたいか、等です。
面談についての内容や場所等の詳細は、後ほど記載します。
③ パーソナルデスクトップ開設
リクルートエージェントを使って転職活動を行う場合、パーソナルデスクトップ(Personal desktop)というツールを使って転職活動を進めていきます。
Personal desktopは、応募、選考のスケジュール管理、職務経歴書や履歴書など、リクルートエージェントを使った転職活動のすべての情報が集約されているツールです。
またスマホのアプリもあり、外出先でも応募や面接の日程調整ができるのがとても便利です。
職務経歴書、履歴書の作成もこのPersonal desktopで各項目を入力するとWordで出力することができる機能があります。
Wordのレイアウトもとても見やすく出力してくれるので、Wordをあまり使ったことがなく、苦手意識があるという人でも簡単に見やすい職務経歴書が作れます。
④ 職務経歴書作成
特に転職活動初心者の方はこの職務経歴書作成がハードルが高く感じるかもしれませんが、リクルートエージェントを利用する場合は心配ありません。
リクルートエージェントに登録すると開設されるPersonal desktopというマイページから、各項目を入力するだけで簡単にWordで職務経歴書が作成できます!
とりあえずPersonal desktopから職務経歴書を作成し、担当のキャリアアドバイザーに提出してみましょう。
その後、キャリアアドバイザーがその職務経歴書を添削し、必要に応じて加筆、修正してくれます。
この添削、加筆、修正のレベルが高いことが、リクルートエージェントの特徴のひとつです。
そもそもキャリアアドバイザーに優秀な人が多いこと、日本最大級のエージェントであるため蓄積されているノウハウも多く、それを生かした形で添削を行ってくれるためです。
職務経歴書のクオリティ次第で、書類通過率がだいぶ変わります。
そして、職務経歴書のクオリティは、利用するエージェントによってかなり左右されます。
職務経歴書のフォロー体制がしっかり整っているリクルートエージェントを利用することは、書類通過率を上げるために有効であると思います。
Personal desktopで作成した履歴書や職務経歴書を、リクルートエージェント以外を経由して求人に応募する際にも利用するのも便利です。
⑤ 求人に応募、面接、内定
職務経歴書などの書類の準備が終わったら、Personal desktopから求人に応募をします。面接の日程もPersonal desktopから調整が可能です。
志望度の高い企業に面接が決まった場合、面接対策やを行ってくれたり、過去の合格者や不合格者のデータをもとにしたアドバイスをくれます。
膨大なデータを持つリクルートエージェントのアドバイスは的確であることが多いです。
面接後、内定が出たら、その企業に入社するかしないか、選択することになります。
内定が出てうれしい反面、
など、選考を受けていくなかで自分からは企業に直接言いづらかったり、言い方がわからなかったりすることがでてきます。
そんなときに、キャリアアドバイザーに直接は言いづらいことを伝えると、企業に伝えてくれて、諸々交渉してくれます。
なかでもリクルートエージェントは、リクルートブランド&優秀な社員が多いことから企業に対する交渉力が強い場合が多く、自分の希望をかなえてくれる可能性が高いため、納得のいく転職をできる可能性が高まります。
退会方法
内定を取得し、転職活動を終了する場合や、その他いろいろな事情によって、リクルートエージェントを退会する際は、下記URLから退会することができます。
https://www.r-agent.com/cancel/attention.htm
こちらのURLにアクセスしていただき、注意事項を確認後、「退会(キャンセル)手続きへ進む」をクリックします。
そして入力項目を埋めて確認し、完了すると退会処理が完了します。
リクルートエージェントの面談内容
面談内容はもちろん人それぞれ違うと思いますが、私や友人の経験や、口コミなどを参考に面談で聞かれることや雰囲気などをまとめました。
どんな服装で行ったらいいのか?
服装は自由で問題ありません。面接ではないので、服装を気にする必要はありません。
キャリアアドバイザーとの面談はまだ転職活動が始まる前の場合が多いので、とくに女性の場合は髪の毛が明るかったり、ネイルをしていたりする方もいるかと思いますが、気にする必要はありません。
私も私服で茶髪、ネイルアートをした状態で面談に臨みましたが、
「このくらい服装が自由な職場に転職したいです」という希望を伝えやすかったので逆によかったと思います。
面談は面接とは違うので、本音を話すべき!
基本的には登録の際に記入した項目の確認&その深堀です。
なぜ転職したいのか?将来のキャリアプランは?など、面接のようなことを聞かれますが、ここは面接用の回答ではなく、本音を伝えましょう。
そうしないと、今後の転職活動でキャリアアドバイザーと認識の齟齬などが発生する場合がありますので、
しっかりと本音を伝えるよう心掛けたほうが良いです。
面談はこちらが話しやすい雰囲気をつくってくれる
面談は、しっかりプライバシーが保護された部屋で、キャリアアドバイザーと一対一で行われます。
他社のエージェントで面談に行った際、隣のブースの人たちの面談の内容が丸聞こえだった経験もありますが、リクルートエージェントはそんなことはないため安心して様々なことを話すことができます。
また雰囲気ですが、基本的には非常に和やかで、こちらが話しやすいような雰囲気を作ってくれます。
面談場所はリクルートの各支社
リクルートエージェントの面談は、リクルートの各支社で行われます。2019年7月現在、全国に15拠点ありますので、その中から自分が行きやすい支社を選択して面談を行うことができます。
また、近くに行けそうな支社がない場合でも、電話面談も可能ですので、リクルートエージェントに興味があるなら、
まずはWEB登録をしてみて、問い合わせてみるのが良いかと思います。
リクルートエージェントを利用するのが向いている人
結論、リクルートエージェントは求人数が最大級ということもあり、転職活動するならまずは登録すべき!
だと思うので、すべての転職活動する人に登録することをおすすめしますが、なかでも特におすすめしたい人の特徴をまとめました。
仕事をしながら転職活動をする人
仕事をしながら転職活動をする場合、スケジュール管理がかなり大切になってきます。
離職中の人に比べれば圧倒的に時間が足りないため、効率良く転職活動を行う必要があると言えます。
リクルートエージェントのPersonal desktopというツールは、スマホアプリからでも簡単に応募や日程調整ができ、
仕事の昼休みや通勤の電車などを効率的に活用できます。
本気で転職したい人
リクルートエージェントのサポート期間は3か月です。
担当のキャリアアドバイザーは、この期間に転職活動を成功させるため、いろいろなサポートをしてくれます。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、こちらがPersonal desktopにログインをあまりしなくなった時、求人に応募する数が減った時、など
モチベーションが下がっているのでは?という時など、こまめに連絡をしてくるというのが特徴です。
本気で転職したい人はモチベーションを維持して転職活動を成功させるために、リクルートエージェントを利用するべきだと思います。
逆に、そこまで本気ではない人にとっては連絡が多くてうっとおしい、と思ってしまうこともあるかもしれません。
リクルートエージェントの特徴・口コミ
最後に、リクルートエージェントがおすすめな理由をまとめました。
求人数がとにかく多い!
一番の特徴は、求人数が多いことです。求人数2位のdodaと比べても圧倒的に多いです。(倍以上の差があります)
単純に、求人数が多いということは希望の企業が見つかる可能性も高く、これがリクルートエージェントが人気である大きな理由といえます。
マイページや専用アプリが使いやすい!
リクルートエージェントの登録すると、Personal desktopという専用ページを使いながら転職活動を進めていくことになりますが、
このPersonal desktopがとっても使いやすいんです。
App Storeの評価も★3.7となっており、けっこう高めだと思います。
履歴書や職務経歴書の作成から、求人への応募、面接日程の調整、面接後の感想や手応えを入力する画面もあり、ここを見れば自分の転職活動の進捗がわかるようになっています。
Personal desktopから応募すれば、履歴書や職務経歴書も自動的に送信されるため、アプリを使ってスマホからでも簡単に応募することが可能です。
キャリアアドバイザーの質が高い!
やはりリクルートグループの社員ということもあり、質の高いキャリアアドバイザーが多いです。
職務経歴書の添削から面接対策まで、時には厳しいことを言われたりする場合もありますが、的確なアドバイスをくれます。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、当たり外れが多いという口コミを多数見ますが、
「この担当者不安だな」と思ったら担当者変更が可能なため、担当者の当たりはずれに関する口コミはあまり気にする必要がないでしょう。
私も初めての転職活動の際は、リクルートエージェントの担当キャリアアドバイザーに様々ななアドバイスをもらい、
無事第一志望であった会社に入社することができました!
また、面接対策もしっかり行ってもらった結果、面接で落ちることがありませんでした。
リクルートエージェントを利用している人の口コミまとめ
実際にリクルートエージェントを利用して転職活動をしている人の口コミをまとめました。
結局の所、リクルートエージェントの担当者が一番よく転職市場を把握してるんだよなぁ。(担当によりけりと思うけど)
あそこは職種毎に担当が分かれてるし、ある程度社会人経験積んでるから市場の流れがよくわかってる。正直ITがよく分かってない歳下にフォロー頂いても力不足は否めない。(*´Д`*)
— hiyoko99 (@XyFake00) September 11, 2019
結局リクルートエージェント通したものが内定になったけどここはアドバイザーの感じがめちゃくちゃ良かった
— 昆布 (@xxx3434xxx) September 5, 2019
私自身、転職して仕事環境が大きく変わったので転職ブログでもやってみようかなと思っています。
最近リクナビが世間を騒がしていますが、まさにリクナビとリクルートエージェント使いました。
特にリクルートエージェントは担当の人がついてくれるので一人で転職活動やるより心強い。— 保志ひろし社長@ (@hss2001) September 4, 2019
これらの口コミから、キャリアアドバイザーの良し悪しはエージェントの満足度に大きく影響していることがわかります。
良いキャリアアドバイザーに担当してもらう可能性を上げるためにも、良いキャリアアドバイザー多いリクルートエージェントを利用するのがおすすめです。