内定をもらったけど本当はその会社に行きたくないとき、あなたは「やっぱり無理です」と入社を辞退できますか?!もしも無理をして入社したとき、その先に何がああるか想像したことはありますか?!
今回のテーマは内定もらったけど行きたくないときに考えるべきことについてです。どうして内定をもらったのに行きたくないのか?!心の内側を掘り下げ、どのように対処するべきか考えていきます。
目次
内定もらったけど行きたくないときに考えること
せっかく内定をもらったのに行きたくないと思うのは贅沢でしょうか?!私はそうではないと考えます。仕事ひとつで人生は大きく変わるので行きたくないと思ったらまずは立ち止まってじっくりと考えるべきです。
ネガティブな情報ばかり鵜呑みにしない
口コミなどで暴力があったり労働超過させたりするのが日常の会社と知った場合は辞退するべきですが、忙しい時期は残業をしたりやりたくない業務を任されたりというのはどの会社でもあること、それをブラックと表現すると、ほとんどの会社がブラック企業になります。
まずは外部から得た情報を客観的に捉えその会社で働くメリットを挙げましょう。メリットが多いなら契約すれば良いです。
周りに流されて内定をもらった場合
誰かに紹介してもらった場合で、自分がその仕事自体に興味を持っていなかったりその会社に好意を抱かなかったりするときは内定を辞退するべきです。「親が勧めるから」や「知り合いが紹介してくれたから」と気を使ってしまいますが、それが後々悪影響を与えます。
その知り合いはリクルートの達人でしょうか?!紹介してくれる方のほとんどはその会社推しで(良いところしか見ていない)単に紹介しただけで内部事情については多くを知りません。
紹介者に悪いからと無理に入社しても自分に向いていない仕事だったらやる気が出ないし場合によっては紹介者に迷惑をかけることもあります。内定をもらったけど行きたくないと思うなら紹介してくれた方にお詫びをして辞退しましょう。
その会社で働いている人との温度差を考える
あなたにとっては行きたくない会社ですが、その会社に入りたくて就職活動をがんばったり今その会社で働く意義を感じたりしている人にとって「行きたくないのに入っちゃった」という考えの方と働くのは不愉快です。
つきあっていると温度差があるのはどちらも感じるでしょうし、お互いにとって良くないので辞退するべきです。
相手の不快を最小限に抑える辞退の仕方
辞退の旨を伝えたとき採用担当者に「面接であれだけ熱意を伝えたのに辞退するなんて」と思われるでしょうが、それは仕方がないこと、相手の不快を最小限に抑え辞退の気持ちを伝える方法をご提案します。
早い段階で伝える
- 早く連絡する
- 辞退の旨を簡潔に伝える
特に中途採用の場合、相手は早く入社し仕事に慣れてほしいと思っています。また何かのプロジェクトに向けてあなたを採用したのかもしれません。辞退するときは早く知らせましょう。電話で採用担当の方に伝えれば良いです。
なかには菓子折りを持ってお詫びに行く方もおられますが、電話で内定を伝えられた場合は同じように電話で辞退する旨を伝えると良いです。
特別な付き合いがあるわけでもないのにわざわざ訪問し辞退する理由を聞くという時間を割く採用担当者はいません。
電話で辞退する人間の話を長々と聞きたいとは思いません。理由や背景などを長々と話すのは止めて辞退する旨のみ簡潔に伝えるようにし、理由を聞かれたら「他の会社を受けたい」など嘘をつかずに答えると良いです。
電話をするまではドキドキとモヤモヤで気持ちがいっぱいになるでしょうが、採用担当によってはやりとりが数秒で終わりますよ。
紹介してくれた方がいる場合
誰かの紹介で内定が決まった場合は、まずは紹介してくれた方の自宅にお詫びに行きます。辞退は紹介者の顔を潰すことになるのですから、このときもあれこれ理由を言うと余計に不快にさせます。簡潔に理由を伝え丁寧にお詫びしましょう。
次に会社採用担当の方のアポイントをとってから訪問し辞退する旨を伝えましょう。早く伝える場合においては会社が辞退する人に対して怒ることはありません。
「内定もらったけど行きたくない」を繰り返さない
辞退すると改めて就職活動をしなくてはなりませんが、安易に応募すると同じことを繰り返してしまいます。ここからは「内定もらったけど行きたくない」を防ぐ方法についてご提案します。
転職サイトのエージェントサービスを受ける
転職サイトを覗いたことはありますか?!スマートフォンのアプリを使って隙間時間に企業の募集を見たり就職・転職に役立つ情報を得たりできとても便利で役立つサイトです。
そのなかでもお勧めなサービスが「エージェントサービス」です。簡単に言うとあなたと企業をマッチングしてくれる就職のプロです。
申し込むとカウンセリングがあり、働き方や希望を聞いてくれます。同時に自分では気づいていないようなニーズに気づき、どういった仕事が合うか助言してくれたり要望に合った企業を紹介してくれたりします。
紹介して終わりではなく、その企業に入社するための取り組みをサポートしてくれます。
希望する会社に入るためのコツを教わって採用試験に臨むことができるので、普通に転職活動を行うより断然有利ですよ。
おすすめの転職エージェント
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、初めての転職活動でも書類作成の方法や、面接のコツなどを丁寧にレクチャーすることに慣れている担当者が多いです。
だから「初めての転職で、いろいろ不安!」という方はマイナビエージェントに登録することをおすすめします。
私自身も転職活動中、マイナビエージェントの担当者と作成した職務経歴書を使用して、倍率が高いとされる事務職の正社員に絞っての応募で書類通過率は4割ほどでした。
転職活動をしている方ならわかると思いますが、これはけっこう高い数字だと思います。
dodaエージェント
dodaは、リクルートエージェントに次いで2番目の求人数を誇ります。
求人数が多いというだけでも登録する理由になると思いますが、dodaの場合は募集企業の質がかなり高いです。
リクルートエージェント
\転職支援実績NO.1/
①業界最大級の非公開求人数
②実績豊富なアドバイザー
③充実した転職サポート
知名度はNo.1であるリクルートエージェント。迷ったらとりあえずここ!と言える信頼性があります。
求人検索がとても使いやすく、非公開求人も含め、面接日程まで一元管理出来ます。私も転職する際には必ず使っています。
内定もらったけど行きたくない理由
就職活動や転職活動を一生懸命にして内定をもらったけど行きたくない、その理由について明らかにしておくことで同じ轍を踏むのを防止できます。
本当は何がしたいか定まっていないから
内定もらったけど行きたくないと感じる理由のひとつに自分が本当は何がしたいか定まっていないことが挙げられます。特に新卒や20代前半の方は自分に合っている仕事が何かなどハッキリ言ってわからないと感じている方は多いですよね。
学生のうちにやりたいことを決めるべきと言われますが、新卒でやりたいことが定まっている方はごくわずかだそうですよ。
また、何社か経由している転職組のなかにも本当に合っている仕事がまだ見つかっていない方もいて、その場合は働くことの楽しさを見いだせず不安になりますよね。
「内定もらったけど続けることができるのか?!」不安になるのは新卒組も転職組も同じ、特に内定をもらった会社での仕事がやりたいことかどうかわからないと余計に不安になります。
妥協して受けた会社だから
何社も受けているのになかなか内定がもらえないと自己評価を落とし少しずつ自分のなかでランクが低いと感じる会社を受けるようになります。
現実や自分の実力を目の当たりにし、納得したつもりでも心の中では「自分はこんなところで働く人間でない」という気持ちがある場合は内定をもらったけど素直に喜べないし行きたくないと思ってしまいます。私自身も就職活動では落ちに落ちまくって妥協したひとりです。
本当にしたい仕事ではないから
この仕事がしたいと思い何度もチャレンジしているのに第一志望の職種や企業からは内定がもらえず妥協することもあります。興味がない業種だけれど「給料が良いからここを受けてみるか」と安易に受けて内定をもらった場合は余計に行くべきか迷いますよね。
ネガティブな情報を得てしまったから
はじめは「この会社へ行きたい」とやる気満々だったのに、友だちからやネットなどの情報でブラック企業だと知ったりその業界に将来性がないことを知ったりすると急に行きたくないと思うようになります。
周りに流されて受けた会社だから
就職が決まらないと周りが口出ししてきますよね。家族から「早く決めなさい」「大人を養うお金なんてないよ」などと言われると焦ります。そんなとき家族や知り合いからコネの話があがるとやりたいことなど関係なく乗っかってしまうことがあります。
給料が安いから
給料が安いと一瞬迷いますが「本当にやりたい仕事」という勢いからその会社を受ける人は多いです。しかし内定をもらって報酬などの細かい条件をマジマジと見ると撃沈、したい仕事なのに内定もらったけど行きたくないかもしれないと思うようになります。
私自身、ある仕事が幼いころからの夢で、一生懸命に勉強し準備してきました。大学4年生になってさぁ就職活動というときにその企業について詳しく調べたら、なんとその職種は契約制(正社員ではない)であり給料が恐ろしく安いことを知ったのです。
しかし、どうしてもしたかったからその会社を受けました。幼い頃からあんなにも夢見てきた職業ですが、内定をもらったけど何故か行きたくありません。親の助言もありとりあえず就職はしましたが長く続けることができませんでした。
夢を諦めるのは後悔するから給料が安くても良いと割り切って仕事をされている方はたくさんいますが、高度な技術に報酬が伴っていないのはその会社でその立場が認められていない証拠です。
生活に不安を感じ渋々応募した会社だから
これは転職組に多いと思います。勤めていた会社を辞めて転職活動をしているけれど、失業保険の受給期間が切れてしまうと焦ります。また結婚している場合、仕事をしているかしていないかで夫婦関係は大きく変わります。
「働かざる者食うべからず」家庭での立場がどんどん落ちていくのを目の当たりにすると焦り、特別興味のない会社を受けてしまうのです。家庭がいて生活がかかっている場合はとりあえず働こうと思ってしまいます。
第三者に助言してもらうことは大事
就職や転職について家族にアレコレいわれると腹が立ちますが、第三者の、しかもプロの客観的な目で助言されるとハッとなります。
就職や転職は自分だけではどうにもならないときがあるので、一度エージェントサービスに申し込みカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
的確なアドバイスをしたうえであなたの考えに合った企業と引き合わせてくれます。「内定もらったけど行きたくない」はこれが最後にしましょう。