転職

「会社辞める」と言って辞めない人の特徴とその状態から抜け出る方法について

「仕事辞める」と言ってなかなか辞めない人あるあるですが、辞めるという言葉が口癖になり、もはや誰も本気で相談に乗ってくれなくなりますよね。

まさに今の自分がそうだと思う方、この機会に転職を考えてみませんか?!今回は辞めると言って辞めない人の特徴を挙げ、その状態から卒業する方法についてご提案します。

辞めると言って辞めない人は正直ウザい

誰にでも仕事を辞めたくなる時期がありますよね。口にするかしないかはその人の価値観によりますが、なかにはすぐに口に出し周りをかき回す人もいます。

例えば同期が初めて「俺(私)仕事辞めるわ」と言ってきたら、驚くし「話聞くよ」と飲みにつれ出すのはよくありますが、それが何度も続くとウザい存在になります。

いわゆる「辞める辞める詐欺」というもので、自分が辞めると言ったら周りの人はどのような反応を示すのか知りたいし、かまってほしいのです。ご自身がまさにその状態ならすぐに会社を辞めるべきです。

辞めると言って辞めない人の特徴

会社を辞めると言って辞めない人の特徴をご紹介します。ご自身と照らし合わせてみてください。

誰かと比べ愚痴を言う

「会社辞める」と言ってなかなか辞めない人の特徴としていちばんに挙げられるのが誰かと比べて自分が優位でないと不満を漏らす人です。

例えば同級生や同期と比べて待遇が劣っているとこんな待遇じゃやってられないと言うけれど、そういうタイプに限って同じ職場に居座り続けていますよね。

自分の存在を確認したい

辞めると言うわりには準備をしている気配がない「君が必要」という言葉を聞いて存在価値を確認したいだけの人もいます。

かまってちゃん

ただのかまってちゃん

私の周りにもいますが自分が発する辞めるという言葉に「なになにどうしたの?!」を待っている、単に引き止めてほしいだけのかまってちゃんタイプも多いです。

あなたは誰かに「君だけ」と相談しつつ、他の人にも同じように言っていませんか?!しまいに嫌われて相手にされなくなりますよ。

夢を盛るかまってちゃん

「本当はカフェを経営したくて、今の仕事でお金を貯めてるんだ」と飲み会の度に夢を大盛に語るものの、10年以上辞めない人もいます。夢を本当に叶えたい人は辞めると言ったら決めた年数働いてサクッと退社しています。

行動力がない

面倒な仕事を投げ出し後輩に押し付けたりやるべきことに対してギリギリまで行動に移さなかったりするタイプは会社を辞めると言っても重い腰を上げることはありません。

辞めるにはそれなりの準備や手続きが必要なので、そういった面倒なことをするのが億劫だから待遇に満足せず「辞める」を口癖にしながらも辞めないのです。

自信がない

辞めると言って転職活動をするものの、自分レベルの人間が他の会社で通用するのか不安になり結局転職活動がとん挫する人もいます。自分に自信がないと次への一歩は踏み出せません。

辞めると言って辞めない人は自分から逃げているだけ

  • 「辞めたい」を言葉に出して満足している
  • 人に言って満足している
  • 努力が嫌い

仕事を辞めると言ってなかなか辞めない人ほど口に出し他人にその気持ちを伝えますが一向に行動することがありません。逆に辞めると思っていなかった人ほど寡黙で、着々と足元を固めて好機にサクッと去っていくのです。実は私自身も辞められないひとりでした。

私は「すがりついていれば給料はもらえる」「アラサー超えてもおひとり様だったら社内の誰かをつかまえて寿退社でいい」という甘い考えがあり辞めると言いながらも向いていない営業という仕事にズルズルと就き居続けていました。

しかし、合わない職業はどんなに年数を稼いでも成果が出ません。また辞めるを公言しているので誰も期待しない、どんどん居場所を失っていきました。

辞めると言って辞めない人の共通点は依頼心が強い人(誰か自分のためにしてくれないかなという極度の安定志向)理由をつけて妥協し努力しないのです。

辞めると言った時点でその会社では終わったと思え

不思議なことに「辞める」という情報はたちまち広まります。信頼できる人にしか話していないはずでも「壁に耳あり障子に目あり」で、上司や他の部署にまで伝わり引き返せなくなることはよくあります。

自分では辞めるのはまだ先と思っていても、辞めることがわかっている社員を厚遇するような会社はありません。企業はトップセールスでも基本的に辞める人間を引き止めるということをしません。

それは愛社精神がなくなるといくら引き止めてもいつか辞めるということを知っているからです。

もはや裏切り直前の人に払うお金はない、だから昇給しないし待遇も改善されません。

辞める勇気が出る方法

置かれている待遇に不満があるなら自分から動いて環境を変えるしか道はありません。しかし、辞めるのは勇気がいることなので多くの方が躊躇するでしょう。そこで、背中を押す手段をご提案します。

上司を見る

将来の自分を想像するうえで上司を自分に照らし合わせるという作業は大切です。

  • 結婚しているか
  • 子供はいるか
  • 幸せそうか
  • どれくらいの収入を得ているか
  • ボーナスはあるか

将来結婚して家族を持ちたい人にとって家族を見て判断することは大切です。身近な上司からご自身の5年後10年後を想像してみてください。家庭について愚痴を言いながらも幸せそうにしているか?!ボーナスは出ているか?!

結婚生活はお金が必要、安定して稼いでいる夫婦はラブラブさがなくなっても同じ方向を向いて生きていくことができますが、どちらかの収入が減ったりボーナスがカットされたりするとたちまち夫婦のバランスが崩れます。

20代当時の私はアラサーのチームリーダーを見たのですが、長年の不規則な生活でブクブクに太っているのを自分に照らしてゾッとしました。

次にアラフォーの女性課長を見ると、やはりぽっちゃりしていました。夫や子供はいるものの「時短で帰社するから評価が上がらない」「子供を学童保育に入れるかどうかで姑と揉めている」などの愚痴を聞くと楽しそうに思えませんでした。

なにより子育てしながらの仕事は評価されないという業界にガッカリしたのです。

私こそ辞めると言って辞めないタイプでしたが、上司を見て思い描いた人生設計になる感じがしないし、自分に合っていない職種(営業)ということもあり転職に踏み切ることができました。

辞めるという動機をポジティブに変える

仕事を辞めると言って辞められない理由は、その行為をネガティブに感じているからです。待遇が悪いから辞めるのではなく「年収が上がったら何したい?!」「新しい職場には新しい出会いがあるかな」など自問自答して転職するメリットを挙げていきましょう。

転職は負け組ではない

前の項目で「辞めるとわかった人間の待遇は改善されない」とお伝えしましたが、辞めると公言しない限り社員は会社の財産、つまり負け組になっているのは自分自身の言葉のせいです。

辞めたいなら地盤を固めるまで言わないのがいちばん賢い方法、ただもう言ってしまっている場合はステップアップとして切り替え、今後は言わない、さらに言葉通り辞めるべきです。

辞める準備を進める

辞めると言って辞めない人が不安に思っているのは収入面でしょう。ズバッと辞めるのは気持ちが良いですが後先考えずに無収入になるのは社会人としてOUT、自分や家族を不安にさせないよう準備を進めていきます。「辞めない人」と嫌みを言われてもここは大人になって収入を得ながら準備しましょう。

  • 時間の使い方を変える
  • 未来の自分像を明確にする
  • 自分にどのような仕事が向いているのか再度洗い出す作業

時間の使い方を変える

会社を辞めるなら、まずは世の中の動きを知ることから始めます。自分の年代でどのくらい収入を得ているのか、何を求められているのか、転職サイトなどで検索し調べてみましょう。

そうすることで現在の傾向や必要なスキルがおのずとみえてくるはずです。

未来の自分像を明確にする

5年後の自分は年収800万円くらいあって高級車を購入するなど明確な未来像を持っておきましょう。ある税理士事務所の面接で事例に挙げた未来像を語って内定をもらった友人がいます。

一見バカっぽく思えますが、雇う側は面接でその人の人間性が知りたい、税理士事務所の採用担当者は目標のために一生懸命に努力できる人と判断したのです。明確な未来像があると入社するべき企業が見えてくるし面接で断然有利です。

ちなみにその友人は入所後、福利厚生にある制度を利用して働きながら専門学校へ通い税理士資格を得るための5教科を学び取得、現在は税理士として活躍しています。

【辞めると言って辞めない人】を卒業!転職サイトを活用する

前の項目で転職サイトを活用して現在の世の中の動きを見ることをご提案しましたが、転職サイトを活用した転職活動はいちばんお金と時間を無駄にしない方法です。これまで利用してこなかった方や、まだ転職のタイミングでない方もぜひサイトを覗いてみてください。

  • PCとアプリで閲覧できる
  • 基本お金はかからない
  • 面倒な自己分析がコンピューターで出来る
  • スカウト機能を活用する
  • 自分を見つけてもらえる

例えば通勤途中の暇な時間はついゲームをしたり誰かとメッセージの送り合いをしたりしがちですが、その時間を仕事の検索に充てたり転職のマメ知識を読んだりすることで転職活動の無駄を省けます。

登録やサイトを利用しての転職活動は基本的にお金がかからないサイトが多いです。

また、自己分析を自分でする場合はノートに書き出したり考えたりする時間が必要ですが、サイト内の敵性診断で必要事項にチェックすればすぐに自分に合った職業や求めていることがわかります。

さらに、スカウトサービスに登録し職歴や資格を記載しておくと必要とする企業が声をかけてくれます。自分に自信がない場合はエージェントサービスに登録し履歴書の書き方や面接の受け方などのレクチャーを受けたり企業とのやりとりの仲介をしてもらったりすることも可能です。

「辞めると言ってるくせに辞めない人と思っていたのに、あの人サクッと辞めたね」「実は好機を狙っていたんだね」と周りに言わせたいでしょ?!

おすすめの転職エージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、初めての転職活動でも書類作成の方法や、面接のコツなどを丁寧にレクチャーすることに慣れている担当者が多いです。

だから「初めての転職で、いろいろ不安!」という方はマイナビエージェントに登録することをおすすめします。

私自身も転職活動中、マイナビエージェントの担当者と作成した職務経歴書を使用して、倍率が高いとされる事務職の正社員に絞っての応募で書類通過率は4割ほどでした。

転職活動をしている方ならわかると思いますが、これはけっこう高い数字だと思います。

 

dodaエージェント

dodaは、リクルートエージェントに次いで2番目の求人数を誇ります。

求人数が多いというだけでも登録する理由になると思いますが、dodaの場合は募集企業の質がかなり高いです。

 

リクルートエージェント

\転職支援実績NO.1/

①業界最大級の非公開求人数
②実績豊富なアドバイザー
③充実した転職サポート

知名度はNo.1であるリクルートエージェント。迷ったらとりあえずここ!と言える信頼性があります。

求人検索がとても使いやすく、非公開求人も含め、面接日程まで一元管理出来ます。私も転職する際には必ず使っています。

 

最後に

会社を辞めるのは年齢や性別関係なく誰にでも起こり得ることです。今がそうでなくても辞めると言って辞めない人になるのは自分かもしれません。しかしお伝えしたように辞めるを公言して良いことは何もないので、静かに転職活動をしてステップアップしましょう。

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