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仕事を2週間休むのはアリ?雇う側、雇われる側の本音を暴露!

皆さんは、今まで最大で何日間続けて仕事を休んだことがありますか?

旅行や家庭の事情、インフルエンザや持病の悪化などで1週間近く休んだことがある、という方は結構いらっしゃると思いますが、中には色々な事情があって1週間以上〜2週間近く仕事を休みたいor休んでしまった、という方も。

今回の記事では、仕事を2週間休みたい&休んでしまった、もしくは休まれてしまった場合についてご紹介していきます!

 

目次

2週間仕事を休むことを「事前に伝えている場合」と「伝えていない場合」では状況が全然違う!

 

そもそも、どんな理由で仕事を休むとしても、2週間も仕事を休むということは職場にかなりの負担をかけてしまいます。

特にあなたにしか出来ない業務を任されていたり、責任のある立場なら尚更のことですね。

「周囲の人に負担を掛けてしまう」からこそ、事前に休むことを伝えている場合と、伝えていなかった(結果的に2週間休んでしまった)場合では、周りに与える影響や印象が大きく変わってきます。

 

当然、事前に2週間仕事を休むことを伝えておくべき

もしも、事前に2週間ほど仕事を休むと分かっている場合は、どんな状況や理由があっても必ず以前に職場に伝えておきましょう。

ポイントとしては、職場に伝えるのは早ければ早いほど良いですが、最低でも1.2ヶ月前までには伝えておきましょう。

事前に2週間ほど仕事を休んでしまうと分かっていれば、自分自身でスケジュールを調整してなるべく周囲に負担を掛けないように準備が出来ますし、周囲の人も2週間あなたが空けてしまう穴をフォローするように事前に準備が出来ますね。

※事前に自分の業務を引き継いでくれる人が居るだけで、職場に掛ける負担はかなり少なくなります。

 

結果的に2週間仕事を休んでしまった。重要なのは“日頃の勤務態度”

1日、2日間だけ仕事を休むつもりだったのに、その後もズルズルと休んでしまい、結果的に2週間も休んでしまった...という方も中にはいらっしゃるでしょう。

そういった状況になってしまった場合、一番重要なのは“日頃の勤務態度”にあります。

普段から勤務態度も真面目で、遅刻や欠勤もほとんどないような人であれば、結果的に仕事を2週間休んでしまった場合でも、周囲に与える印象は大きく変わってきます。

当然ながら普段から勤務態度が真面目な人は、周囲の人もいち早く復帰を待っていますし、「仮病なんじゃないか」などの要らない陰口を叩く人もいないでしょう。

逆に、普段から遅刻&欠勤が多かったり、仕事に対しても不真面目な人であれば、周囲に与える印象も決して良いものではないでしょう。

 

ですから、日頃の行い&勤務態度はとてもとても重要なんです。

 

2週間仕事を休みたい。どんな理由ならOK?

 

よく家庭の事情や海外旅行へ行く等の理由で休暇を取る方がいますが、そういう場合でも長くて1週間程度がほとんどです。

やむを得ない家庭の事情&病欠だった場合でも、2週間も仕事を休むということは、実はかなり難易度が高いのです。

 

一般的には仕事を休めたとしても1週間まで。2週間も仕事を休むのはイレギュラー

基本的に普通のサラリーマンやOLの場合は、一身上の都合で2週間もの休暇を取ることは不可能だと思ったほうが良いでしょう。

もし「体調不良で2週間休みたい」「入院するため2週間休みたい」などの場合は、病院で診断書を書いてもらい、会社に提出する必要があります。(※出勤が困難なドクターストップの内容であるもの)

また、とても理解ある職場の場合でも家庭の事情(例:子供or親が手術をするので2週間だけ介護が必要など)で2週間休みたい場合でも、快く2週間の休みをOKしてくれる職場は少ないのが現状。

もしそれでも仕事を休ませてくれる職場なのであれば、とても環境の良い職場ですから大切にするべきですね。

 

家庭の事情&病欠以外の理由で2週間も仕事を休みたい場合

家庭の事情や病欠ではなく、それ以外の理由(旅行や美容整形など)で2週間休みたい場合は、心療内科などの病院へ受診して「仕事のことを考えると辛い、死にたい」などの精神的な重い症状を訴え、「鬱病のため休職」などの嘘の診断書を会社に提出するしかないでしょう。(あまりオススメはしませんが...)

 

以上のことから、2週間も仕事を休んでしまうということは、一般的には非常識&イレギュラーなことなのです。

 

2週間仕事を休んでしまった。出勤するのが気まずい場合

『1日だけ休むつもりが、ズルズルと2週間も仕事を休み続けてしまった』『仕事を辞めるつもりはないけど、出勤するのが気まずくなってしまった』『2週間も仕事を休んでしまって、職場の人が受け入れてくれるか不安』

どんな理由があったにせよ、事前に2週間も仕事を休むことを職場に伝えていなかった場合、もしくは予定外で2週間も仕事を休んでしまった場合、次に出勤するのが気まずくなってしまうのは当然のことです。

 

1日の欠勤がキッカケ、次の出社が気まずいからそのまま退職する若者が急増中

近年、新卒生などの20代前半の若者たちが、寝坊や体調不良などの理由で1日だけ欠勤してしまい、翌日出勤するのが気まずいからという理由で、そのまま退職してしまう人が多いのです。

ある程度社会人経験があれば、誰にだって遅刻や寝坊、体調不良での欠勤など経験はあるはずなのですが、最近の若者たちは「上司から怒られたらどうしよう」「もう気まずいからこのまま退職して新しい仕事を探そう」という思考回路になってしまうそう。

会社側からすれば、予想もしない退職理由なのですが、かなりの人数がこのように退職をしていくのが現状なのです。

 

気まずいのは最初だけ。職場では皆が待っている。

2週間も休んでしまえば、誰だって出勤することが億劫になったり、気まずくなってしまうものです。

しかし、大半の場合はあなたは職場で必要とされていて、職場の人達も早くあなたの復帰を今か今かと待っているのです。なぜなら、あなたが休んでいる間、誰かが絶対にあなたの代わりにあなたの業務をフォローしているからです。

※もしあなたがまだ研修中だとしても、あなたがそのまま退職してしまえば、また求人募集を出さなければいけなくなります。求人を募集するのだってタダではありません。(最低でも約50万〜100万円は必要)

ですから、もし少しでも仕事を続けようという意思があるのであれば勇気を出して出社してみましょう。

 

久しぶりに出勤するのがとにかく気まずい!そんな時は、菓子折りを持っていくと高感度アップ

誰にも引き継ぎをすることなく2週間も休んでしまった職場。しかし、ちゃんと出勤してくれれば職場の方たちも、あなたの姿を見てホッとするはず。

それでもやっぱり、職場の人にどう思われるか不安だ...という場合は、「この度は大変ご迷惑をおかけ致しました」と迷惑をかけてしまった方たちに挨拶回りをしつつ、お菓子を渡せば周囲にも誠実な印象を与えることができるでしょう。

※小分けに包まれているお菓子なら何でもOK!良いお菓子じゃなくても大丈夫、気持ちの問題です。

 

2週間仕事を休んだ場合、周囲の本音は?

 

では、2週間も仕事を休んだ場合、職場の人たちは実際どう思っているのでしょうか?

スバリ、一般的な常識&本音をまとめてみました。

 

休むとしても1週間が一般的。1週間以上の休みは大きな壁。

一般的に仕事をやむを得ず休む理由として思い浮かぶものは、『インフルエンザになってしまった』『海外挙式をする』『新婚旅行へ行く』『親が亡くなった』『入院・手術することになった』『妻が入院して数日間自分が育児をすることになった』など。

しかし、大概はどんなに長くても1週間も仕事を休めば間に合ってしまうのです。

職種にもよりますが、1週間仕事を休むだけで「浦島太郎状態」になることも多くありますし、やはり毎日出勤していた人が1週間穴を空けてしまうことは職場にとってもかなりダメージは大きいものです。

しかし、2週間も仕事を休むとなると周囲の人は困惑するのは当然、心無い人は「あの人が2週間も仕事を休んでも職場が回るなら、あの人は要らないんじゃないか」とさえ思われるかもしれません。(普段から真面目に働いていて職場でも頼りにされている人はそんなこと思われませんよ!)

 

ダラダラと2週間も仕事を休んでしまった時、周囲の人の本音とは

事前に2週間休むことを伝えていなかった場合、休んでしまった最初の数日間は職場の人も「○○さん大丈夫かな?」「いつ出勤できるかな?」など心配してくれているでしょう。

そして、休みをとって5日目くらいに「今週は無理っぽいね。まあ来週からはさすがに出社してくるでしょう」と、まだプラスに捉えてくれているものです。

しかし、週明け(休み明け)になっても欠勤が続くようになると、「こんなに仕事を休んで業務は覚えてるのか?」「このまま辞めるんじゃないか?」「もしかして転職活動でもしてるんじゃないか?」など、疑う人も出てくるでしょう。

実際、2週間以上も仕事を休んでしまった人は、そのまま退職してしまうケースが非常に多いのです。

ですから、あなたが突然2週間も休んでしまうと、職場の人も「また辞めるパターンかな」と想像されても仕方がありません。

それくらい、一般的に2週間も仕事を休むということはハードルの高いことなのです。

 

 

社員に2週間休まれてしまった社長・上司(雇い主)の本音は?

 

では、社員に2週間仕事を休まれてしまった雇い主の本音はどうなのでしょうか?

雇われる側とはまた違った視点で、ご紹介します。

 

2週間も欠勤が続くと、今後も雇用することに不安を覚える

やむを得ない事情で2週間仕事を休んでしまった場合でも、経営者からすれば2週間仕事に穴を開けてしまった人間という立場になります。当然、「今後も長期で休まれる可能性があるのでは」と雇用を続けることに不安を覚えてしまうでしょう。

あなたが普段、どんなに仕事を頑張っているかなんて、会社経営には関係はありません。

大前提は、『毎日きちんと出社して、真面目に仕事をこなして会社の売上に貢献する』こと。

どんなに仕事ができる人でも、毎日出社することが難しい人であれば、雇い主からすれば不利益な存在になりかねません。(正社員を雇うということは社会保険なども会社側が半分負担しているため)

 

もう出社する気がないなら、さっさと解雇したい。

雇い主からすれば、正直なところ優秀な人材はいくらでも存在します。

2週間も休んで仕事に穴を空けてしまう、仕事に対してモチベーションの低い社員は雇い続けても会社としてメリットが見い出せませんし、職場の雰囲気も悪くなってしまうでしょう。

また、2週間もダラダラと仕事を休ませてしまうと、他の社員からも「ここの会社は2週間休んでも許されるんだ」と思われてしまう可能性もあります。

「○○さんが居ないと会社が回らない。倒産してしまう!」というくらいの立場ではない限り、雇い主はさっさと見切りをつけて、ちゃんと毎日出社して真面目に仕事をしてくれる社員を新しく探したいと思っています。

 

2週間以上、無断欠勤した場合は解雇される可能性あり

 

一般的にはあまり知られていませんが、「原則として2週間(14日)以上にわたり、正当な理由がなく無断欠勤し、出勤の督促に応じない場合には、労働者の責めに帰すべき理由となる」と、厚労省から通達が出ています。

そのため、2週間以上にわたり無断欠勤をしてしまった場合、「労働者の責に帰すべき事由」により解雇制限の適用除外、及び解雇予告の適用除外が認められます。

簡単に言ってしまえば、会社に連絡さえしていれば、会社側も無理やり解雇することはできないのですが、「気が病んでしまい2週間会社からの電話を取らなかった」など、自分から連絡を絶ってしまった場合は解雇されても仕方がないので、注意しておきましょう。

 

最後に

 

どんな事情であれ、2週間も仕事を休んでしまうのは周囲の人はもちろん、会社側にも負担を大きく掛けてしまいます。

ブラック企業だったり、職場の人間が最悪だったりと、色々な事情はあるとは思いますが、雇われている以上は責任が発生します。

2週間も仕事を休んでしまうのであれば、引き継ぎはもちろん、出来るだけ周囲の人の負担を少なくなるように準備をすること。

2週間休んだ結果、退職をするのであれば、きちんと会社に退職の意思を伝えること。

きちんとケジメをつけて、社会人として最低限のマナーは守りましょう!

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