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40代主婦が正社員として再就職する方法

ママ友との会話のなかで「40代になったら正社員なんて無理だよね」という言葉を耳にします。この記事を読んでおられる方の中にも「再就職できないのかな」と思いながらもなんとかしたいともがいておられる方も多いと思います。

私の周りには40代で再就職して生き生きと仕事をしている友だちがたくさんいますよ。今回のテーマは40代女性が正社員として再就職する方法について、40代主婦が求められる仕事や正社員として再就職するために最適な方法をご提案します。

40代主婦を求めている企業はたくさんある

バブルの時代は結婚・出産したら女性は家庭に入るのが普通だと考えられていました。90年代後半も再就職は若いほど良いと言われた時期もありました。しかし、いまは完全に労働力不足、企業は猫の手も借りたいくらい人材を欲しています。

現在40代の働く女性の正社員比率はまだ3割程度ですが、40代女性をターゲットに人材を確保しようとする企業は増えつつあります。もちろん古い体質の企業もあり求められる職場への再就職が鍵となりますが、40代の主婦が労働力として重宝される理由を挙げます。

就職氷河期の過酷な経験が仕事に活きる

40代主婦の皆さんが就職活動を行っていた時期は超が付く氷河期でしたよね。また、やっと就職できても景気が悪いので現在のように新入社員を歓迎してくれるような企業はごくわずかでした。

研修は最低限、あとは現場で身をもって覚え自分のスキルにされた方も多いと思います。私自身の経験ですが、人を雇うことができないから欠員が出たら専門でなくてもその部署へ回され特別引継ぎもなく業務に就いたものです。

そういったガッツや臨機応変に絶ち振舞う能力は仕事をやり遂げる力になるため年齢やブランクに関係なく即戦力として活躍が期待されます。

目的が明確である

子持ち主婦というカテゴリーに関して言えることですが、子育てにはお金がかかります。子供が幼くても中学生になっていてもそれは同じ、子供の養育費を稼ぐために再就職、しかもやっとの思いで正社員になったのですから少しのことで仕事を投げるような人はいません。

目的が明確(お金が必要)な人は精神的に強いことを企業はよくわかっています。

教育係に最適

こちらも主婦に限って言えることです。現在アルバイトや社員教育に頭を悩ませ人間関係が上手くいかず何とかしたいと試行錯誤する企業が多いと聞きますが、家庭を守りながら子育てを経験している主婦の能力は職場でも活きます。

頭ごなしに指示して従ったのは少し前までの社員たち、いまは良くも悪くもビジネスライクな働き方をする人が多いので、明確な理由がないと動きません。誰もが嫌がるような作業だと余計にやる気を失いますよね。

聞き分けのない人(我が子や夫)を上手に行動にうつさせることに慣れている40代主婦は若い世代の教育係にピッタリなのです。もちろん自分自身も若い頃やみくもに指示され腹が立った経験があるから、広い心で接することができるのもメリットです。

これは主婦として培った管理能力と言えるでしょう。40代主婦の能力は確実に需要があります。

私の周りの40代で正社員として再就職した主婦たちの話

私の周りの40代主婦が正社員として再就職をした事例をご紹介します。

「やらねばならぬ」を糧に再就職

多くの主婦がどうしてもお金が必要だという理由で正社員としての再就職を考えておられると思います。私の友人もそのひとりでした。

友人Aは6年生の娘さんに「どうしても私立中学へ行きたい」とお願いされます。公立中学校だったら現在しているパートを続ければ十分だと思っていたけれど、私立中学校の場合はそうもいきません。

理由を聞くと心機一転、友だち関係を0からやりなおしたいとのこと、他の兄弟の都合もあり持ち家を売って引っ越す(学区を変える)わけにはいかないので受験することを承諾、Aさんは正社員として再就職をすることにしました。

はじめは事務職の募集ばかり狙い履歴書を送っていたのですが書類選考の時点で落とされてしまいます。そこでAさんはサービス業(接客)の募集に応募します。すると数社から内定をもらえるようになりました。彼女は内定をもらったなかで自宅にいちばん近い職場に決め、現在正社員として仕事をしています。

Aさんが後で採用担当者から聞いた話ですが、やる気に満ちていて、サービス業にとても合っていると評価されたそうです(どうしても正社員になりたいという熱意)。はじめはブランクある自分に接客ができるのかと不安だったそうですが、やってみると思っている以上に楽しく、しかも息抜きにもなりいまの自分にバッチリハマると言っています。

主婦をしながら計画的に正社員として再就職

主婦の方ならご理解いただけると思いますが、子供のお友達ママと気が合わなくても付き合わなくてはならないことがあります。それが偏った価値観に縛られているグループでも「ママは嫌だから〇〇とは仲良くしないで」とは言えません。意思に関係なく、我慢しなくてはならないことがありますよね。私の友人Bもそのひとりでした。

友人Bはママ友たちとの付き合いに限界を感じ、社会復帰して関係を絶つことを決意します。彼女はまず通信教育で医療事務の資格を取ります。子供が幼稚園へ入ると同時にパートタイマーとして病院の受付をするようになりました。はじめは午前中勤務でしたが、子供が小学校中学年になると午後からも勤務し信用を得ます。

その病院で働いていた医療事務(正社員)が出産を機に退職することが決まり彼女は院長に自分を社員にしてほしいとお願いします。Bさんは特別就職活動をすることなく正社員の地位を手に入れました。

7年くらいその病院でパートタイマーをしているのですから病院としても悪くない話です。正社員になったとき彼女は40代ですが、主婦をしながら資格を取り先を見越してのパートタイマー、計画性のある働き方です。

看護師など確固たる資格があれば良いのはわかっていても、向き不向きがあったりタイミングやお金の関係で資格が取れなかったりします。Bさんが得た医療事務という資格は独学でしっかりと勉強すれば取れる内容だし受講料も主婦が工面できる金額、賢い正社員の獲得方法ですよね。

40代主婦が正社員として再就職するためのポイント

どの年代も同じですが、いちど社会人をお休みした人が正社員になるのは簡単なことではありません。ここで正社員として再就職するためのポイントについてご紹介します。

企業にとっての正社員として雇うメリットを突く

募集要項を見たり業種を見たりして40代で主婦をしてきた自分がその企業にどういったメリットがあるのかを考えてみましょう。例えば窓口など若い女性を求めるような企業に応募しても正社員として再就職することは難しいですが、お伝えしたように接客業など主婦としての経験が活きる職場なら売り方次第で正社員として再就職は可能です。

ポイントは即戦力・管理能力・臨機応変です。

早く正社員として再就職したい場合は明らかに人手不足の仕事を狙う

明らかに人手不足であることがわかる職業は下記です。

  • 保育園・幼稚園関係
  • 医療関係
  • 飲食店での接客
  • セレモニー関係

介護福祉士や保育士や栄養士といった資格があればなお良いですが、上記のような職場で資格がなくてもできる仕事はたくさんあります。

主婦の経験が活かせる職業に就く

主婦の経験が活かされる職業にも需要が高まっています。

  • 住宅関係
  • 福祉・介護関係
  • 医療機関
  • 保育関係
  • 飲食店
  • 家事代行業

前の項目と重複する仕事もありますが、主婦の経験が活かされる仕事はたくさんありますよね。例えば住宅関係は主に家事をする主婦目線の意見や提案力(生活動線など)は重宝されます。また、最近は家事代行を依頼する人が増えていて、テレビで特集を組まれるほどです。

主婦が正社員として再就職するために押さえるポイント

企業が正社員として採用する枠には限りがあり、同じ枠に40代主婦が数人集まることはよくあります。そんなとき採用するかどうか決めるポイントは下記です。

自分の適性を見極めている

需要があり人手不足の仕事でも自分に合っていない仕事もあります。採用担当者はプロなので、どんなに資格を持っていて器量良しでも自社の業務に合わない人を雇いません。

募集要項をしっかりと見て、自分に合う仕事かどうか見極めるのは大事ですよ。

企業の方針にある程度沿う姿勢がある

いまは慢性的な人手不足なので「今日はこの店舗にヘルプで行ってください」とお願いしたとき快諾できる人の方がありがたいですよね。また、業務中のトラブルで仕方なく残業をしなくてはならないこともあります。そんなとき「子供の塾の送迎があるから」など理由を付けて帰るのではなく問題を解決するまで残れる人の方が客先の信用を得られます。

企業として労働者が働きやすい環境を整備するのは当たり前のことですが、40代の女性が面接を受けにきて臨機応変に対応できる人とそうでない人が並んだとき、選ぶのは企業にとって条件が良いほうですよね。

すべてに応える必要はありませんが、正社員として再就職するなら、主婦や母としてではなくひとりの社会人としてある程度の覚悟は必要です。

家族の理解を得ている

40代に限りませんが、主婦が正社員として再就職をする場合に採用担当者は家族の同意を得ているかを確認することが多いです。

  • シフト制の仕事を家族が理解しているか
  • 残業や休日出勤をすることになった場合、子供は誰がみてくれるか
  • 子供が熱を出したとき誰かが看てくれるか

正社員として働くということは子供の参観日といった行事の多くに参加することができなくなります。また子供が幼い場合は学童保育へ入れることについて夫ときちんと話し合っていないとトラブルの原因になります。

子供が病気になったり学級閉鎖になったりした場合、代わりに面倒をみてくれる人がいるか、というのも採用側は気にします。ベビーシッターを依頼したり時には夫に休みをとってもらったり祖父母に協力してるようお願いしたりするなど、正社員として再就職をするための準備を整えておきましょう。

40代で早く正社員として再就職したいならこの方法

40代になると1日が早く過ぎますよね。思い立ったらすぐ行動するべき、よりスピーディに正社員として再就職する方法があります。

エージェントサービスを利用する

転職サイトの中にエージェントサービスという転職をサポートするサービスがあります。各業界に長けた転職のプロがあなたに合った企業と引き合わせてくれますよ。エージェントがしてくれることはたくさんありますが、そのなかの一部をご紹介します。

  • カウンセリングで適性を把握
  • 履歴書の添削
  • 面接の指導
  • 面接や入社日など調整

40代、自分の良さや欠点を熟知しているようで実はわかっていないこともあります。エージェントのカウンセリングを受けることで気づいていない良さや特技や欠点を見つけ自分に合った仕事が何か提案してくれます。また、履歴書の添削や面接指導などもしてくれるのも良い点です。

さらに、自分で就職活動をしている場合は平日に面接が入ることがありますが、エージェントサービスを通すとパートの休みの日に合わせてもらうということも可能です。交渉しづらいことも代行してくれるのは助かりますよ。

なにより40代主婦を必要としている企業と出会わせてくれるのが大きいです。登録はとても簡単なので、興味を持たれたらぜひ転職サイトのエージェントサービスを覗いてみてください。

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