とても悔しいけれど仕事において上司や同僚にハメられ辞めるように仕向けられたら、あなたはどうしますか?!
いままさにその状態という方は対処しだいで現状を打開することができます。この記事では仕事を辞めるように仕向けられたときにするべき対処法やおすすめの転職方法にについてご紹介します。
目次
辞めるように仕向けられた場合の対処法
はじめにお伝えしますが、同僚などからいじめなどの嫌がらせをされて会社を辞めるように仕向けられた場合、それを受け入れる必要はありません。
相手の行為を放置せず上司や人事部に報告し対処してもらいましょう。直属の上司からパワハラなどを受けている場合はその上の上司に相談しましょう。
会社として報告されたものを放置するわけにはいかないし、その行為が職場の秩序を乱しているのですから会社としても改善する義務が生じます。場合によっては第三者を交えて今後同様のことがないよう対策をとる会社もあります。
なによりの対処法は相談することですよ。
職場ぐるみで辞めるよう仕向けられた場合や個人レベルであまりにも悪質な行為である場合は、弁護士などプロに相談すると解決することができます。
退職届を出した後でも(嫌がらせをされた証拠や音声などの証拠が残していたら)無効にしてこれまでと同じように仕事をすることも可能ですよ。
辞めるように仕向けられた職場に居る価値はない!
前の項目でプロの力を借りたら辞めるよう仕向けられて退職届を出した後でも退職を無効にできるとお伝えしましたが、モメにモメた職場に復帰できたとしても、正直居づらいと思いませんか?!
自分が悪くなくても渦中の人であることに変わりはなく噂は独り歩きします。「苦労して就職したのに辞めるなんてもったいない」「家族がいるから簡単に決められない」など会社を辞めることに躊躇されている場合、考え方を少し変えてみませんか?!
いまの仕事を手放したくないだけであってその職場環境にこだわる必要はないのではないでしょうか?!辞めるように仕向ける人間関係が成り立つような職場ではまた同じことが起こる可能性は大いにあります。
だから、転職してより良い環境で仕事をされることをおすすめします
おすすめの転職方法
自分にとってより良い環境って何?!自分にどのような職場が合っているのか、それを客観的な目線から提案してくれるサービスがあります。
その名もエージェントサービスです。
エージェントサービスとは転職サイトの中にあるサービスのひとつで、企業と転職希望者をマッチングさせる仕事をしています。転職市場を熟知しているので、素人がひとりで転職活動を行うより数倍スムーズに物事を進めることができます。
転職サイトによって多少異なりますがエージェントサービスでしてくれることは下記です。
- カウンセリング
- 仕事の適性診断をしてくれる
- 履歴書の添削
- 面接の指導
- 採用試験のスケジューリング
- 退職日と入社日の調整
- 有料企業を紹介
登録すると具体的な話をする前にカウンセリングを受けます。
そこで働き方についての考えや希望を明確に伝えるとあなたに合った働き方を提案してくれたり企業を紹介してくれたりします。いわば仕事の適性を診断してくれるサービスです。
また履歴書の添削や面接指導はもちろんですが、個人では難しい採用試験のスケジューリング(あなたの休日に面接ができるよう交渉してくれるなど)をしてくれます。
さらに、職場の就業規則には退職についていろいろと決まりが記載されていますが、早々に退職したい場合はエージェントに相談すると揉めない退職方法を教えてくれます。
職場ぐるみで辞めるよう仕向けている場合は退職の意向を伝えれば受理され2週間で退職することができるでしょう。
おすすめの転職エージェント
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、初めての転職活動でも書類作成の方法や、面接のコツなどを丁寧にレクチャーすることに慣れている担当者が多いです。
だから「初めての転職で、いろいろ不安!」という方はマイナビエージェントに登録することをおすすめします。
私自身も転職活動中、マイナビエージェントの担当者と作成した職務経歴書を使用して、倍率が高いとされる事務職の正社員に絞っての応募で書類通過率は4割ほどでした。
転職活動をしている方ならわかると思いますが、これはけっこう高い数字だと思います。
dodaエージェント
dodaは、リクルートエージェントに次いで2番目の求人数を誇ります。
求人数が多いというだけでも登録する理由になると思いますが、dodaの場合は募集企業の質がかなり高いです。
リクルートエージェント
\転職支援実績NO.1/
①業界最大級の非公開求人数
②実績豊富なアドバイザー
③充実した転職サポート
知名度はNo.1であるリクルートエージェント。迷ったらとりあえずここ!と言える信頼性があります。
求人検索がとても使いやすく、非公開求人も含め、面接日程まで一元管理出来ます。私も転職する際には必ず使っています。
そして、なによりおすすめなのは自分の価値観やスキルに合った企業を紹介してくれるという部分です。
エージェントサービスに登録している企業のなかからあなたに合う(企業があなたを必要としている)企業を提案・紹介してくれます。
就職は入ってみないとわからないものですが、エージェントサービスを介しての紹介だと企業の中身を具体的に知ることができます。
応募しても確実に採用されるわけではありませんが、採用にあたりどういった部分が足りなかったかをエージェントを介して知らされるので次の転職活動に活かすことができます。
転職活動は不透明な部分が多いけれど、エージェントのサポートがあると知りえない情報を得られたり今更聞けない面接時の切り返し方などを知ることができたりするのはメリットだと思いませんか?!
エージェントサービスは利用が無料であることがほとんどなので、気になられた方は転職サイトを検索し登録し相談してみてください。
【アンテナ張って!】辞めるように仕向けられた人はこんなことされてるよ
会社を辞めるよう仕向けられた方の多くは下記のようなことを経験されています。心当たりはありませんか?!ご自身に照らして考えてみてください。
- ノルマが増える
- 「 ○日までに結果を出せ」など無謀な指示をされる(パワハラ)
- 自分よりも能力が低い後輩の下で働くことを指示される
- 「この仕事、向いてないんじゃない」と言われる
- 専門外の部署に配置換えさせられた
- 自己負担が増える
- 仕事を回してもらえなくなった
- みんなの前で恥をかかされる
- 上司に無視される
- 集団で無視される
- 私物がなくなる
- 仕事でハメられる(失敗を導く)
仕事をするうえで不利な環境下に置かれている場合は組織ぐるみで肩たたきをされている可能性があります。また集団で無視したり私物がなくなったり誰も協力してくれなかったりするのは同じ部署内でいじめを行い辞めるよう仕向けている可能性があります。
辞めさせたい人に対して「結果を出せず自分はできない人間」と思わせたり職場の居心地を悪くしたり、あの手この手を使って自ら辞めるように仕向けます。
客観的に考えたらすぐに気づけるけれど、長く勤めている職場ほど「偶然が重なっているんだ」とプラスにとらえてしまいますよね。もしも上記のような出来事がたびたび起こるなら、自分は辞めるように仕向けられているのではないかと疑ってみてください。
私の先輩が辞めるように仕向けられた経験
私の先輩の体験をご紹介します。
私の先輩(当時40代後半)は工場勤務でしたが突然東京の本社で事務の仕事をするよう命じられます。これまでスーツを着て仕事をした経験はないし子供が産まれたばかりだから(地方から離れることはないだろう)「組織ぐるみの肩たたき(退職勧奨)」とすぐにわかったそうです。
現に同じ工場勤務の社員たちも理不尽な転勤を命じられ自主退職をしていました。会社として工場の人員を減らしたかったようです。悔しいし負けたくないと思った先輩は家族を連れて東京へ転勤していきました。就いてみて実感、やはりこれまでとはまったく異なる業務内容でした。
新しいことに挑戦する人を応援しない職場環境で心が折れそうになったこともあったようですが、今以上に年収を落としたくないことと悔しさをバネに、彼は耐え抜きました。会社の業績が良くなったタイミングで転勤を希望、現在は再び故郷に戻りもとの工場で仕事をしています。
辞めるよう仕向けるような会社にしがみつく必要はありませんが、彼のような強者がいることを知るとちょっとスカッとしますね。次に同じことが起こったらさすがに転職すると言っています。
退職勧奨はこそくなやり方
事例で触れた退職勧奨とは会社ぐるみで対象者が自ら辞めるように仕向けることです。なぜこのような回りくどい行為をするのかというと、労働基準法で労働者が守られていて簡単にはクビにできないからです。
ドラマでは当たり前のようにクビになった人が荷物を持って職場を出ていきますが、実際会社側が「クビ」と言って辞めさせることができるのはほんの一部(懲戒解雇・整理解雇・無断欠勤や暴言など反抗的な社員への解雇など)です。だから不利な事態に陥らせ退職を導くのです。
同僚に辞めるように仕向けられることもよくある
同僚に辞めるように仕向けられた方も多くいます。こちらはわざと仕事を失敗させるなどハメられたと気づく人もいれば、ハメられたことに気づかず退職している方もおられます。例えば陰でありもしない悪行を流し嫌われるように仕向けるという手口はよく聞きます。下記は私の友人が受けた仕打ちです。
友人の職場は女性社員の比率が高くボス(古株の女性社員)が君臨していました。入社当時から「嫌だな」とは言っていたものの10年ほど同僚たちと上手に付き合っていました。
そんな友人に会ったとき「とうとうボスに嫌われたかも」と相談してきたので私は「細心の注意を払って個人的に関わらなければ大丈夫なんじゃない」とアドバイスをしてその日は別れました。
間もなく「ハメられた」というメールがきました。自分だけに仕事を押し付けられ、パンクしそうなのを知っているのにフォローをしてくれず、大きなクレームに発展したそうです。「待ってました」と言わんばかりに皆から責められ人間不信に、10年間勤務した職場をあっさりと退職しました。
彼女自身も「いじめに加担していなかったけれど自分だって10年くらい傍観者だった」と、しばらく落ち込んでいました。数年経ったいまでも新しい友だちには心を開けないと言っています。
「女性社員が多い職場ではよくあること」と思われた女性は多いでしょう。
辞めるよう仕向けられたなら辞めて新しい職場で仕事をするべき
毎日家族やパートナーよりも長い時間過ごさなくてはならない職場で不快な思いをし続けることに対して我慢すれば良いという考えは間違いです。自分は大丈夫と思わないでください。イライラしたり気持ちが落ち込んだり、心身をむしばむだけでなく少なからず周りの大切な人に悪影響を与えていますよ。
転職したら今のような待遇は期待できないとも思わないでください。転職方法さえ押さえれば今よりも好待遇の会社はたくさんあるので、仕事のプロである転職エージェントに相談されてはいかがでしょう。
お伝えしたようにエージェントサービスは登録・相談が無料で受けることができます。