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いつまでたっても労働条件通知書がもらえない!なぜ?!対処法とは

内定をもらったらひと安心してしまいます。特に入りたいと思っていた企業やイメージが良い企業に入社が決まると浮かれてしまいますよね。しかし、入ったものの「条件が聞いていたのと違う」ということはよくあり、それをチェックできるのが労働条件通知書です。見ようと思ったら、そもそも労働条件通知書をもらっていない!また伝えたはずなのに、いつになってももらえない、イライラしますね。

そんなとき私たちはどのように対処すれば良いのか?!この記事では労働条件通知書をテーマに書き進めます。

労働条件通知書とは

労働条件通知書とは労働基準法に定められたその企業で働くうえでの労働条件を記載したもので、正社員・アルバイトに関係なくすべての労働者に交付しなくてはなりません。

  • 契約期間
  • 業務内容
  • 就労時間(始業・終業)
  • 報酬
  • 休日や休暇
  • 退職に関すること
  • 就労場所
  • 昇給
  • 残業
  • 就業場所
  • 休憩時間

記載されているものは上記のような内容で、上部5項目に関しては必ず記載しなくてはなりません。ほかにも安全や衛生面や費用の負担などについても記載されていますよ。私たちは条件を必ずチェックする必要がありますが、残業手当や交通費などに関しては口頭で伝えてもOKとなっています。後々トラブルを回避するためという意味合いでも企業側は渡し、渡された従業員は目を通さなくてはなりません。

いつもらえるもの?!

いつもらえるのかというと、大体は入社初日に渡されることが多いです。事前にチェックしたいと思われた場合は、採用担当者にご自身で伝えます。そうすると事前に郵送されてきて確認することができます。ただ、入社前に就業規則をもらいにくいと感じる方は多く、実際はお伝えした入社初日に担当から渡されることがほとんどでしょう。

優良企業は就業されるまでに各種書類と合わせて渡してくれますよ。そういった企業は信用できますね。

労働条件通知書と雇用契約書の違い

労働条件通知書のほかに、雇用契約書というものを耳にしたことがあると思います。これは雇用する側と労働者が理解を深める目的で作成されるもので、民法や労働契約法にて定められています。つまり労働条件通知書と雇用契約書は管轄する法律が異なります。

  • 労働条件通知書 労働基準法
  • 雇用契約書 民法や労働契約法

ほかにも、この2つの書類は意味あいも異なります。労働条件通知書は雇う側が自社の決まりを一方的に渡すもの、雇用契約書は「契約」なので、互いの同意を得たということで自社と相手の捺印し書類は双方で保管します。

さらに、労働条件通知書は労働者に必ず渡す必要があるのに対して、雇用契約書は任意というところも異なる点と言えます。ただ、内容がかぶる部分が多いためこの2つを労働条件通知書兼雇用契約書として作成し双方が持つという企業もあります。

労働条件通知書が手元にないのに気づくのは契約内容に疑問を感じたとき

就職や転職や転職をして数日は環境に慣れることが必死で気づきませんが、しばらく経つと募集要項と異なる部分に気づき始めます。「あれ?こんな業務内容だった?!」そんなとき労働条件通知書を見て確認するのですが、当たり前のように持っていると思った労働条件通知書、よく考えると渡されていないということに気づきます。

うるおぼえの記憶で発言するのは良くありません。そうはいっても手元にないのですから、担当の方に声をかけて労働条件通知書をいただいていない旨を伝えましょう。

労働条件通知書をいつまでたってももらえないのはなぜ?!

労働条件通知書を渡してほしいと伝えたのに、いつまでたっても渡してくれない職場があります。理由は下記のようなことが考えられますよ。

  • 渡し忘れている
  • 雇用契約書と混同している
  • わかってはいるけれど業務に追われ渡すことができていない
  • 面倒だから交付を渋っている
  • 募集要項と異なる内容を隠したい

単純に渡し忘れているというケースはよくあります。また、労働条件通知書と雇用契約書の内容がとても似ているため混同し雇用契約書を交わしたから、渡さなくても良いものだと勘違いされていることが考えられます。さらに、わかってはいるものの忙しすぎて渡すことができていないというケースも考えられます。

そして、面倒だからとさらに催促されるまで触れないという担当もいるようです。なかにはより優秀な人材を確保するために、実際より良い表現をして採用試験をたくさんの方に受けてもらえるようにしている企業もあるようです。不都合なことは知られたくないので、労働条件通知書を渡すのを渋るのです。

しかし、お伝えしたように労働条件通知書はお互いにとって大事なことが記されており雇用する側は渡す義務があります。いつまでたっても渡さない担当者は渡さなかったら企業にとってマイナスになるということを知らないのでしょう(悪質な場合は企業に罰則(労働基準法により30万円以下の罰金)。

労働条件通知書がもらえないときの上手なもらい方

担当者を前にして「罰則がありますよ」なんて言えないし、もしも渡すつもりなのにタイミングを逃していたということであれば相手の気分を害し入社早々に関係が悪くなります。

労働条件通知書がいつまでたってももらえないときは言葉を選んで丁寧に伝えてみましょう。言葉には魂が宿っています。同じ内容の言い方でも不快に思わせてはあなたの印象は入社時点で「不愉快な人」になります。本来労働条件通知書を渡さない時点でだらしがないのですが、ここは少し譲って言葉を選び相手が悪いという印象を与えないような表現にすることをおすすめします。

  • 「以前勤務していた会社で労働条件通知書をもらったのですが、いただくことはできますか」
  • 「お忙しいところ申し訳ないですが労働条件通知書をいただくことはできますか」

丁寧に伝えると「すっかり忘れていた」「渡すつもりだったのにずれ込んでごめんね」や、故意に渡していなくても言われたら渡さざるを得ないし(相手がきちんとわかっているから)じぶしぶでも渡すはずです。

労働条件通知書を請求したのにいつまでたっても渡してもらえないとき

  • 書面で求める
  • 労働基準監督署に相談する

だらしがない職場は従業員もだらしがなくなるので、担当はいくら言ってもいつまでたっても動きません。特に口頭で労働条件通知書を渡してほしいと伝えた場合は言った言わないのトラブルになる可能性があり、悪質な企業ほどとぼけるでしょう。私個人の意見ですが、いくら伝えても労働条件通知書を交付してくれない時点でアウトな企業で、たとえ苦労して転職活動をして入社した企業であっても契約解除するべきと考えます。

せっかく入社することができた企業だしこれからがんばっていきたいと考えているのに契約解除するなんて考えられないと思われる場合は、書面にて労働条件通知書を求めてみてはいかがでしょう。書き方などはWEB上にたくさんあがっていますよ。もちろん書面はコピーをとっておいてご自身も伝えた内容を保管しておきます。担当者にいつ渡したかなども手帳などにメモしておくと良いでしょう。

書面で請求しても動いてくれない企業は、おそらく過去にも同じように請求されたものの、放置していたら従業員が言ってこなくなった経験があることが考えられます。ズルズルとごまかし放置されそうになったときは労働基準監督署に相談しましょう。

いつまでたっても労働条件通知書を渡さないような怠慢がまかり通るような企業はいつかご自身や取引先やお客さんとトラブルを起こします。もしかしたらすでにトラブルを起こしている最中かもしれません。重ねてお伝えしますが、そういった企業で仕事をする価値はないので契約を解除するべきです。

労働条件通知書と求人広告に掲載されていた内容が合わない場合

やっと労働条件通知書が手元に届き内容を確認したとき、募集要項と内容が異なったら、あなたはその企業で働き続けることができますか?!労働条件が募集要項の記載にあわなかったり面接の内容と合わなかったりした場合は雇用契約を解除することができますよ。

正直、せっかく就職・転職先が決まったのに契約解除してしまうと振り出しに戻るから「もういいかな」と思いがちですが、その災難は入り口にすぎません。小さな不信感はどんどん積もっていき結局その企業には長く居ることはないので、早い段階で、しかもこちらが有利な時点で契約解除するべきですよ。入るより辞めるほうが労力を使うので(転職活動と仕事の両立・引継ぎ・整理・挨拶など)労働条件が合わないままいつまでもズルズルと仕事をしていると損ばかりしますよ。

退職したい場合は労働条件通知書と募集要項の内容は合わないことを明確に伝え退職希望日の2週間前に退職の意向(退職届)を示しましょう。数日間は居づらい思いをするかもしれませんが、入社して日が浅く思い入れがないうちに動くほうがあなたのためになります。

信用できる企業へ転職する方法

優良企業はそもそも労働条件通知書を渡さないなんて考えていません。ただ、優良企業を見極めるのは素人ではなかなか難しいですよね。そんなときに役立つのが転職のプロです。その名もエージェントサービス、転職サイトの中にあるサービスのひとつです。

エージェントサービスは企業と就職・転職希望者の要望が一致するもの同士をマッチングさせる仕事です。あなたの希望を伝えるとスキルや経験に応じてあなたに合う企業を紹介してくれます。もちろん労働条件ははじめから開示されているので入社が決まり労働条件通知書を渡される前に明確な条件を知ることができます。こんなことができるのはエージェントサービスに登録している人だけですよ。

労働条件をあらかじめ知ることができるメリットのほかに、面接での受け答えやあなたの良さを活かすための方法を伝授してくれます。

労働条件通知書がいつまでたってももらえない、またもらえても条件が募集要項と異なっていた場合は勇気を出して転職活動をし直してみてはいかがでしょう。ひとりで悩むよりまずはプロに相談したほうが物事はスムーズに動きます。良い方向に動きだしたら良いことはどんどんやってきます。エージェントサービスへの登録は簡単、まずは転職サイトを覗いてみてください。

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