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【面接の日程が合わない!】不採用になる?!その対処法とは

就職・転職活動をするとき、一度に数社の採用試験を受けることがほとんどですよね。特に仕事をしながら転職活動をされている方は忙しくスケジュールを合わせるのが難しいです。書類選考や一時試験を通過して面接日を指定されても日程が合わないことがよくあります。そんなとき、企業は不採用にするのでしょうか。

せっかく選考に通過したのですから面接を受けたいです。今回は面接の日程が合わないときの対処法やいちばん要領が良いスケジューリングの方法についてご提案します。

日程が合わないと不採用になることがある?!

数社の採用試験を受けた場合、週に何回か面接があり、時には面接がかぶったり転職者の場合は大事な商談や会議等がかぶったりすることがあります。入社希望者と面接の日程が合わないとき、企業は不採用にするのでしょうか。

私を含むの友人の多くは転職経験者です。正当な理由で、予定が一度合わないくらいだったら「調整しましょうか」と仕切り直しをしてもらえることがほとんどです。先方が日程を指定してきて仕事で合わせることができない場合、現職の業務をきちんとこなしている常識を持った社会人と捉えてもらえます。だからお詫びの気持ちをしっかりと伝えれば面接のチャンスがもらえます。

ただ、それが二度三度続くと第一志望の企業と考えていても先方はそのように捉えてくれなくなります。採用側は下記のように思っていますよ。

  • スケジュール管理ができない人は要らない
  • 繋ぎの企業と思っているなら要らない
  • 常識がない
  • 他の転職希望者に先を越される

スケジュール管理ができない

面接の連絡をするとき、多くは企業側から日程を指定してくるので、合わないことはよくあります。例えば前述したように現職での商談や会議、また家の都合もありますよね。

二度目はこちらの都合を考慮し双方が同意した日程になることがほとんどなので、直前になって日程が合わなくなりお詫びの連絡をしても「スケジュール管理ができいないような人は要らない」と判断、不採用通知が届く可能性が高いです。

繋ぎの企業と思っているなら要らない

入社希望者に日程を合わせたのに、二度三度と変更の打診があると、本当に入社する気があるのか不審に思われます。普通に考えて、本命ならできるだけミスをしたくないし何としてでも日程を合わせますよね。先方は第一志望でないことをお見通しです。

常識がない

初めての面接は企業側から日程を指定するので、企業も合わない場合もあると考え予め候補日を設けています。しかし候補日を調整しようと話し合っても「この日は無理です」ばかりだと社会人として常識がないと思われますよ。本命の企業なら、このタイミングで日程を合わせないと不採用になります。

下記は私の友人が転職活動をしたときの経験です。

面接に指定された日がずっと前から決まっていた出張とかぶってしまいました。日程を変更してもらえないかと企業に連絡を入れたところ社長が電話口に出て「うちはタイミングを大事にしているから日程が合わないということは縁がなかったんだよ」と言われ、その後は取り次いでもらえなくなりました。後日、とても丁寧な不採用通知が届きました。

このような企業は稀かもしれません。規模が大きい会社なら二次三次と面接がありますが、中小企業の場合はいきなり社長同席の面接をすることもあります。また「日程を合わせられないお前は要らない」という内容を不採用通知でオブラートに包んで伝えてこられるのもモヤモヤが残りますよね。

いまの時代にこんなことあるの?!と思ってしまいますが「ご縁」を大事にする社長はわりと多いですよ。

他の転職希望者に先を越される

面接の日程が延びてしまうことはよくあります。もちろんそういったケースは企業側も慣れているので待ってくれますが、その間に自分よりもスキルや資格を持っている入社希望者があらわれたら、企業側はそちらになびいてしまいます。入るべき数は決まっているので、他の入社希望者が有能だとあなたの居場所はない、面接を受けることができたとしても不採用になります。

【不採用を招かない】日程が合わないときの対処法

面接の日程が合わないとき、一度の変更はそれほど悪く思われないと申し上げましたが、立ち回りが悪いと面接を受けることができてもすでに不採用が決定されていることもあります。

日程調節等のやりとりも採用試験の一部、面接の日程変更を伝えるときに押さえるべきことについてご説明します。

日程の変更は早めに伝える

多くはメールや電話で変更を伝えると思います。メールはやりとりの記録が残るため、指定された面接日が少し先ならメールでやりとりをしても良いでしょう。

電話で連絡をされる場合はより丁寧な言葉を使うようにしましょう。電話口に出るのはこれから一緒に仕事をするかもしれない先輩社員、採用担当でないからと物事を端折ると「誠意を感じない」と電話を切った後に採用側に伝えられマイナスポイントになります。電話は顔や態度が見えないぶん丁寧な対応が必要になります。電話で日程調整をされた場合も念のためメールを送ってお礼と日程を記しておくと良いでしょう。

ちなみに、転職活動中はどうしてもご自身の休憩時間であるお昼時に電話を入れたいと思ってしまいますが、相手も昼休憩中、不在だったり印象を悪くしたりします。タイミングを見計らって、電話をかけるのは昼休憩や就業時間外を避けた方が良いですよ。

候補日時は3つくらい挙げる

特にメールでのやりとりでは候補日を1つしか挙げていないと先方の都合が悪い場合は無駄なラリーをすることになります。「○月〇日終日」「○月○日午後から」「○月○日10時以降」など日にちは3つくらい、また可能な時間帯も具体的に書いておくと先方も調整しやすいです。

合わせて、先方の都合が悪いときは他の日を提案させてもらうということを伝えるのもビジネスマナーですよ。

はじめに指定された日と近い日程が望ましい

転職活動はあなただけが行っているわけではありません。他の転職希望者に先を越されないためにも先方がはじめに提案してくれた日程に近い日を挙げるようにしましょう。先延ばしになるほど不利です。

最終面接の場合は何としてでも日程を合わせるべき

多くの企業は一次面接でビジネスマナー、二次面接ではスキルやキャリアに加えて業務にその人が合うかを見ます。採用試験を受けた経験がある方なら「そうだった」と思われるはず、最終面接では部長クラスもしくは社長に「この企業で自分がどうなりたいか」を聞かれることが多いです。私はその質問に対して明確に返答ができず不採用になった経験があります。ちなみに税理士事務所に転職した友人は「貴社でトップになってランボルギーニに乗る」と言って採用されています。

最終面接は最後の一押し、日程が合わないと「どうなりたいか」を述べるチャンスすら与えられず不採用になってしまいますよ。

日程変更後の面接では気遣いが大事

日程を変更してもらった後の面接では、はじめに予定を合わせてくれたことへのお詫びとお礼をきちんと伝えることが大事です。どんなに素晴らしい資格やスキルがあっても印象が悪いと「うちには合わない」と判断され不採用になります。大事なのはやはりビジネスマナーですよ。

面接でわかる不採用のサイン

面接時間がやけに短かったり明らかに興味がないような態度をとられたりする場合は不採用だろうとわかりますが、他にも不採用のサインはあります。

仕事以外の話で盛り上がる

採用担当者と仕事以外の話題で盛り上がるのは意気投合しているかのようですが、不採用である可能性が高いです。本当に採用したい場合、必要な業務について今後の戦略等、具体的な話をします。公平性を保つという目的から決められた時間をクリアするために、たわいもない話をして場を繋ぐことをする面接担当者もいますよ。

このような場合、手ごたえありと気を抜いてしまうことが多いけれど、予め不採用のサインであることを知っておくと、気を引き締め直すきっかけにもなります。

曖昧な日程を伝えられる

本当に欲しい人材ほど「結果を週明けにご報告します」など日程を具体的に伝えられますが「またご連絡します」などぼんやりとした言い方をされた場合は不採用の可能性が高いです。

要領良く面接を受ける方法

先方と面接の日程が合わないからといって不採用になるわけではありませんが、特に気を付けるべきことは先延ばしにしたが故に他の候補者に入るべきポジションを奪われてしまうということです。このような痛恨のミスを犯さないために、最後に面接日がかぶったり業務に支障が出たりせず要領良く面接を受ける方法についてご提案します。

エージェントサービス

多くの方が就職・転職サイトを利用し検索したり履歴書の書き方を見たりされると思います。こういったサイトを使ってご自身で企業とやりとりをするのは当たり前のことですが、要領の良い方は一歩先を行きプロの手を借りて就職・転職活動をしています。それが「エージェントサービス」です。

エージェントサービスは企業が欲しい人材と就職・転職希望者、お互いの利益になる人材をマッチングさせるプロです。素人が転職活動をするとき、日程が合わないことが多々あり、仕方なく面接を辞退するケースもあります。

エージェントサービスを受けることで企業との日程調整や面接の辞退という無駄を省くことができます。スケジュール管理はエージェントに任せ自分は履歴書を書いたり面接を受ける準備をしたりすることに力を注げるので(エージェントからのレクチャー有)集中力も増します。

プロの力を借りより良い条件で仕事に就く

就職・転職サイトは無料で登録できる会社が多いです。エージェントサービス付きの会社を検索しどういったサービスを受けることができるのかを知ると素人ひとりで活動するよりもスピーディかつ好条件で仕事に就けることがわかります。気になられたら、登録して覗いてみてください。

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