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【会社に利用されない】正社員になれないなら辞める勇気を持つ

現在新卒者や転職者にとって売り手市場と言われていますが、実際はそうでないと感じておられる方は多いと思います。契約社員や派遣社員として採用され、長らくその雇用形態で働く人が思っているより多いからです。

「会社に縛られない働き方」「やりたいことは別にあるから」それは建前で、本当は正社員になりたいですよね。しかしいまの職場で数年働いても正社員になれないなら、今後も見込みはありません。

それなら、辞めるという選択をしてみませんか?!今回はいまの職場で正社員になれないなら何故辞めるべきなのか、また正社員になる方法についてご提案します。

正社員になれないなら辞める勇気を持とう

はじめにお伝えします。「君しかできない」「今度上にかけあうから」に乗せられズルズル契約社員のまま、いつまでたっても正社員になれない会社で仕事をするのは時間の無駄ですよ。

正社員にするつもりの人材は早々に確保するはずなので、都合の良いことを言われて1年以上放置されている場合はその職場を去りましょう。

物事を始めるのに早い遅いはありませんが、培った大事なスキルや経験は正当な報酬のもとで使うべきです。「正社員になれないなら辞める」強気になって早く転職活動を始めませんか?!

正社員に転職する近道は転職サイトを賢く活用すること

「正社員になれないなら辞める」と言って辞めたら収入はなくなるので、辞める前にその先について考え手を打たなくてはなりません。正社員として働くための方法をご提案します。

あなたはこれまでどのような方法で転職活動をしましたか?!多くの方はまず行政の職業紹介所へ足を運ぶでしょう。

正社員を希望し紹介してもらった企業の報酬を見てガッカリした経験があると思います。転職をする場合、自分の能力に合った報酬を得たいなら行政ではなく転職のプロが運営する場で見つけるべきです。

そこで、お勧めするのは転職サイトの活用です。

転職サイトは正社員を募集する企業の宝庫

仕事を探す際に転職サイトで企業を検索した経験があるという方は多いですが、転職サイトを活かしきれていない方が多いです。

例えば転職先の基準としてつい大手企業に目がいきますよね。自分の能力に見合った報酬を得るには企業名ではなく正社員を募集していることと、休日日数等の福利厚生をチェックすることが大事ですよ。大手企業でもよく見ると正規雇用でない書き方をしていたり固定給が良くても極端に休日日数が少ない企業は離職率が高かったりする可能性があります。

転職サイトに登録している企業のなかで正社員を募集しているところはたくさんあるので、企業のネームバリューに関係なく「正社員」に絞って検索し、そのなかで福利厚生が良い企業をピックアップしましょう。

エージェントサービスを利用する

これまで派遣社員や契約社員として働き、正社員の経験がなかったり転職回数が多かったりする場合はひとりで転職活動をするのは不利です。そんなときは転職のプロである転職エージェントに依頼してはいかがでしょう。

転職エージェントとは企業と転職者をマッチングさせるのが仕事です。カウンセリングを通してあなたの価値観や能力を把握しあなたに合った企業を紹介してくれます。企業側はあなたの持つスキルが必要なのですから正社員経験の有無などは関係ありません。

エージェントサービスの利用はこれまで培ったスキルや経験をエージェントに推薦してもらい、いまよりも条件の良い職場へ転職する近道です。

登録はとても簡単、スマートフォンからでもできます。転職サイトの中にあるエージェントサービスの利用を申し込み、まずはエージェントに仕事に対する考えや希望を伝えましょう。

おすすめの転職エージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、初めての転職活動でも書類作成の方法や、面接のコツなどを丁寧にレクチャーすることに慣れている担当者が多いです。

だから「初めての転職で、いろいろ不安!」という方はマイナビエージェントに登録することをおすすめします。

私自身も転職活動中、マイナビエージェントの担当者と作成した職務経歴書を使用して、倍率が高いとされる事務職の正社員に絞っての応募で書類通過率は4割ほどでした。

転職活動をしている方ならわかると思いますが、これはけっこう高い数字だと思います。

 

dodaエージェント

dodaは、リクルートエージェントに次いで2番目の求人数を誇ります。

求人数が多いというだけでも登録する理由になると思いますが、dodaの場合は募集企業の質がかなり高いです。

 

リクルートエージェント

\転職支援実績NO.1/

①業界最大級の非公開求人数
②実績豊富なアドバイザー
③充実した転職サポート

知名度はNo.1であるリクルートエージェント。迷ったらとりあえずここ!と言える信頼性があります。

求人検索がとても使いやすく、非公開求人も含め、面接日程まで一元管理出来ます。私も転職する際には必ず使っています。

 

「様子を見たい」は正社員にする気がない証拠

正社員になれないなら転職するべきとわかっていても、企業側から「検討中の人材」であることを伝えられると期待を持ってしまいますよね。

例えば、ブログ等で見かけますが、数年働いて社員登用制度の試験を受けられるよう交渉する方がたくさんいます。そこで言われる典型的な言葉が「様子を見たい」です。何の様子を見るのでしょう。

正社員にする人材はアルバイトや契約社員として入社しても早々に確保しているので、様子を見る人材イコール正社員にする気はありません。現実を見て正社員になれないなら辞めるという強い意志を持ちましょう。

試用期間を延長され正社員になれないなら辞める

試用期間がある企業は多いです。正社員に比べて給料が少し休め(研修期間だから)その期間は企業側が決めることができるのですが、はじめに取り決めた試用期間を延長する企業があります。

試用期間が終われば正社員として採用されるのを期待し私たちは必死に仕事をする、その弱みにつけこんだ酷い仕打ちをする会社が実際に存在しますよ。私の友人の体験をご紹介します。

3ヶ月の試用期間がある企業に転職した友人ですが、試用期間が終わるころに人事部の担当と支店長に呼び出されました。言われたことは「やる気が見られないから試用期間を延長する」です。延長の事実を真のあたりにした彼はショックを隠せなかったそうです。

どうすれば正社員として認めてもらえるのか聞いたら「やる気を行動で見せて」と言われました。彼は考えた挙句、朝礼の際に皆の前に立ってスピーチをしました。入社4か月目に彼は正社員として採用されますが、結局数年後に退社しています。

立場の弱い人に対して「やる気を行動で見せて」これはいじめですよね。彼は公開処刑のような行動に出て正社員になりますが、結局は退社しています。理由はその後も長期にわたりパワハラを受けていたからです。

試用期間を延長された時点でその人材は企業に必要ないと判断されていると思った方が良いです

なぜ正社員になれないのか

契約社員や期間労働者の求人募集をするとき「正社員登用制度」を売りにしている企業があり、そういった企業へは正社員になれることを期待して入社した人が多いと思います。

また、そういった制度がない企業でも仕事ができたら正社員に誘ってもらえるかもしれないと期待して長年契約社員やアルバイトとして働き続けている方もおられますよね。

実際にアルバイト等から正社員にスライドした人はいます。どうして自分は正社員になれないのか?!その理由はずばり会社都合です。

企業にとって安い賃金で最高の仕事をしてくれるスタッフがいるにこしたことはなく、派遣社員の場合社会保険や福利厚生等を企業側が持つ必要がありません。仕事ができる派遣社員が数人いれば正社員を雇う必要がないので、企業側としては美味しい人材なのです。

企業にとっていちばんお金をかけたくない部分は人件費、ある程度仕事をしてくれる人材は現在の雇用形態で業務をこなしてくれれば十分と思っています。

正社員になれない理由はご自身にあるかも?!

正社員登用制度を設けている企業で長年契約社員として仕事をがんばっているのになかなか声をかけられない理由は、もしかしたらご自身に原因があるのかもしれません。客観的になって、ご自身の言動を振り返ってみましょう。

  • 転職回数が多い
  • 遅刻・欠勤が多い
  • ビッグマウス
  • 受け身
  • 精神が弱い
  • やりたいことがあると公言している
  • 趣味に没頭していることを周りが知っている

転職回数が多い

たくさんの企業で仕事をしてきたからスキルはあるけれど、辞める回数(転職)が多いと企業にはなから信用されていない場合があります。スキルを認めて契約社員として採用しても、それ以上を求めようとしない企業は多いですよ。

悪い言い方をすると、スキルがあって転職回数が多い人材は「君しかできない」と皆(正社員)が嫌がる仕事を任せ、培ったスキルを存分に活かさせます。持ち上げられると私たちは期待しますよね。

しかし、勤務年数が長くなるにつれ次第に不満がつのります。はなから正社員にするつもりはないので「いま以上の地位になれないなら辞める」と交渉しても、企業は引き止めません。

遅刻・欠勤が多い

寝起きが悪かったり体調がすぐれないと感じたりすると会社を休むことはありませんか?!そんなときは決まって「自分は正社員じゃないから」と言い聞かせますよね。どんなに仕事をがんばっていても、仕事ができても、必要なときに居ない人材は責任感がないと判断されます。

ビッグマウス

飲み会や会議などでは大きなことを言うのに、業務になると消極的になっていませんか?!言葉に責任を持てない人を正社員として登用しようとは思えません。

受け身

「こうすればもっと良くなる」という案はあるけれど指示されていないから提案しない人や、言われたことしかしない人は正社員登用制度を設けている企業でもお声はかかりません。

弱い

思い通りにならないときに感情的になって誰かにあたったり、忙しくなると精神的に病んでしまいコミュニケーションを絶ったりしていませんか?!またキャパシティオーバーになると努力もせず後輩にふったり適当な仕上がりにしたりして誤魔化していませんか?!

ひとつの仕事をやり遂げることができない弱い人を同僚や上司は支持しないので「正社員になってほしい」と思いません。

やりたいことがあると公言している

将来の夢が海外移住であったり何かスポーツに打ち込んでいたりすることを職場の皆が知っている場合、正社員としてお声がかからない場合があります。

私の友人もスノーボードがしたいために(冬季は山にこもる)ある工場に期間労働者として長らく勤務しています。技術と経験はありますが正社員登用制度の対象者にはなりません。

企業は研修費や福利厚生など正社員にはそれなりにお金をかけます。明確な夢を持っている場合「仕事ではなく夢を叶えるほうに力を注ぐ」と判断されてしまいます。

 

正社員になれないなら早々に手を打とう

「業績が悪いからいまは我慢してほしい」などとなだめられ、正社員と変わらない仕事を任されている契約社員は多いです。甘い言葉をかけられても数年働いて正社員になれないならその企業を見限って辞めるべきです。

いまどき転職は珍しいことではありませんよね。しかしながら退職して0から転職活動をするのはリスクが大きいので、ご提案した転職エージェントを上手に活用し正社員の道を歩みましょう。

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