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「倒れたいのに倒れない」そこまで追い込む企業は辞めよう

激務で周りがバタバタと倒れているのに、どうして自分は倒れないのか、タフな身体を恨んだ経験はありませんか?!私はそのひとりでした。丈夫に産んでくれた親に感謝する一方で理不尽だと思っていました。そのときは考えが至らなかったけれど、いまなら声を大にして言えます。「倒れたいのに倒れないと思わすような会社は辞めちゃえ!」

「他では通用しない」と過小評価せず思い切って転職しませんか?!ブラック企業で働き続けたときの末期症状等を共有し、気持ちを楽にしましょう。また優良企業に転職する方法をご紹介します。

こんな症状ありませんか?!

「倒れたいのに倒れない」なんで自分は動けるのかと嘆いておられる方の中にも心身を患っている症状は出ているはずです。下記のような症状はありませんか?!

  • 休んだ気がしない
  • 不眠
  • 気力が出ない
  • 体幹部の緊張
  • 不安で仕方がない
  • 落ち着かない
  • 下痢
  • 蕁麻疹

これはオーバーワークやパワハラを受けて心身を患ったときに出る症状の一例ですが、私自身が「倒れたいのに倒れない」と思いながら仕事をしていたときに起こした症状です。いちばん恐ろしいと感じたのは仕事に対する不安が残り、休みをぜんぜん楽しめなかったことです。「私が休んでいる間に誰かが私のお客さんを奪っていたら嫌だな」「確認したいな」そこまでくるともはや異常ですよね。

「倒れたいのに」と思う理由

「倒れたいのに」と思う方はがんばりやさんなので、理由がわかっていてもそれに蓋をしてしまいますよね。客観的になるとすんなり受け入れることができますよ。

仕事が本当に嫌

仕事が嫌で「倒れたいのに」と思う理由はたくさんあります。

  • 人間関係が上手くいっていない
  • その仕事が自分に向いていない
  • スキルが足りていない

多くの人が仕事上で抱える悩みのトップは人間関係、どんなに好きでやりたくて就いた仕事でも同僚や上司との関係が良くないとその仕事に対する情熱や責任感は激減、倒れたいしその場から逃げたいと思います。

また、人には得手不得手がありますが仕事をするうえで「私それ苦手ですから」は通じません。ただ、本当に向いていない仕事はどんなにがんばっても成果が出せません。そうなると倒れて逃げたいと思います。

好きな仕事は、はじめはやる気満々で楽しいですが自分のスキルよりもはるかにレベルが高いことを求められると次第に辛くなっていきます。「期待に応えたい」「できなかったら白い目で見られる」というプレッシャーとノルマや納期に追われ極限状態になり「もう逃げたい倒れたい」と思ってしまいますよね。

オーバーワーク

倒れたい大きな理由としてオーバーワークが挙げられます。いつ景気が傾くかわからないご時世なので、経営陣は最低限の人材で仕事を回すよう指示します。そうなると仕事量は半端なく多いし業績を上げるために一人当たりに課すノルマは多くなります。下記は私自身の経験です。

私は景気が最悪だったころに就職活動をしました。何社受けても内定がもらえず、就職浪人にはなりたくないと意地になって企業名だけで特別興味もない企業に就職しました。新人研修から戻ると早々にデビュー、手探りでの仕事が始まりました。

月末の会議で成績下位の人間は年齢立場に関係なくめった刺しに遭います。成績は全社員にメールにてランキング形式で公開、それが何を示すかというと、転勤して心機一転を図るチャンスを与えないということです。

不景気だったので休日出勤や残業に給料は出ませんでした。ひとり、またひとりと倒れていき、なかには突然仕事に来なくなった先輩もいました。

経営陣は言葉に出しませんが、残業や休日出勤をしないと達成できない数字を提示しこちらに無言で求めていました。現在の私だったら絶対に訴えるけれど、当時は若く仕事とはそんなものと思っていたし、社会もタダ残業を黙認していました。

「倒れたいのに倒れない」そこまで追い込まれていたのに、私を含む当事者はオーバーワークを受け入れませんでした。

「自分が働いていた会社がブラック企業である」という事の重大さに気付いたのは退社してからです。後々聞いた話ですが、突然来なくなった先輩は弁護士を介して示談のうえ退職金と和解金をもらっていたそうです。

知らずに死ぬ思いで働いていた自分の頭のなさにガッカリしました。無知は損をします

インフルエンザも欠勤扱いする企業がある

驚くことに、社則が昭和のまま改正されていない企業がありますよ。例えば病気で(インフルエンザやノロウイルス等の感染症にかかり)会社を休む場合も、欠勤扱いにする企業があります。

欠勤扱いになると皆勤手当がつかないため、無理をして出社、感染症を社内に充満させてしまうという悪循環を起こしています。道徳的にあり得ないことですが、このような企業は実在し働いている方がいます。

現在も多くの方が生きていくために自主的にオーバーワークをしているのではないでしょうか。

いま「倒れたいのに」と思うなら辞めるべき

「倒れたいのに倒れない」と嘆く時点であなたの心身は限界値を超えています。

人間関係が悪い企業は朽ちていく

「人間関係の悪さ」を倒れたい理由で挙げましたが、人間関係を円滑に保てないのは企業に何かしらの原因があります。人間関係の悩みはどの企業にもありますが、優良企業はそれを仕事に持ちこむ空気を出しません。

例えば成績を過剰に競わせたり人によって対応を変えたり、ターゲットを決めていじめを行ったりするとその企業や部の空気はすぐに悪くなります。

信頼関係が成立していないので離職率も高いし、人も定着しない、そうなると相手を思いやる心がなくなるから騙して顧客を奪ったり蹴落としたりできるのです。

「自分がターゲットでないから」と思うのは間違い、いじめがあったり誰かを蹴落としてまで成績を上げなくてはならなかったりする企業で働いているならすぐに退社しましょう。

マネジメント力がない企業は終わる

社員にオーバーワークをさせる時点でその企業の行く末がわかります。業務の割り振りは管理者の仕事、オーバーワークに気付かない管理者は能力が低いし、そのような人が上に立つような企業は在籍していても良いとこはありません。

また、オーバーワークだと知ったうえで部下に割り振るのは確信犯、自分の管理者に意見し「無能」レッテルを貼られたくないから命令された数字をそのまま部下に割り振っているのです。

板挟みになる中間管理職も大変ですが、オーバーワークを指摘できないような企業体質なら、将来自分が管理職になってもあなたも同じことをせざるを得ないので改善されることはありません。

自分のために退社するべきです。

駒のひとつでしかないことに気付く勇気を持つ

よく考えてください。周りが倒れて休んでいるとき、あなたを含む残ったスタッフで仕事を回したり手が足りないと派遣社員やアルバイトを補充したり、その人がいなくても業務は成り立っていたはずです。

悲しい言い方ですが、私たちは企業にとって駒のひとつ、自分が欠けてもぜんぜん回るのです。そう思うと行動を起こそうと思えませんか?!

昇進をほのめかす上司を信じてはいけないし環境は変わらない

「いまは大変だけれどもう少ししたらうちの会社は〇〇だから」や「これを乗り換えると▲▲のポストが待っているよ」などと言われた経験があるかもしれません。音声や書面等がない限り保証されることではありません。

たとえ役職に就いてもいまの会社に所属している以上倒れるまで働くことになります。

倒れたら終わり

「倒れない自分が嫌」と思っているかもしれませんが、いま倒れていないのを幸いと考えたほうが良いですよ。周りで倒れた方がいればわかるはず、立ち直るのにとても時間がかかっていますよね。

私がブラック企業で働いていたときの先輩もそうでした。倒れた期間は会社を休み、見た目は回復したように思えましたが、過呼吸を起こしたり何かに怯えていたり、以前より失敗が増えさらにドツボにハマっている感じでした。

結局その方は自己理由で退職、私も自己理由で退職しましたが、とても損な働き方・生き方をした数年でした。

なかには自分を責め、最終的に死を選ぶ方もおられます。倒れない程度のギリギリラインでこき使う企業こそ最低ですが、それに応じてしまわないよう、私たちは賢くならなくてはいけません。

いま「同じ思いをしている人はいなか」と検索しこの記事を見つけ読んでくださっているときが辞めどき、これをきっかけに心身のバランスを崩して倒れない優良企業へ転職しましょう。

【あなたが倒れない企業へ】生き生きと働く方法

生活をするには働かなくてはなりません。倒れる前に転職活動をして新しい人生を始めましょう。ここからは、生き生きと働く方法をご提案します。

優良企業に転職する

優良企業はそれぞれが「アイツ嫌い」と思っていても個人的な感情を仕事に持ちこむ空気を出しません。つまり仕事をきちんとしていれば職場において嫌な思いをすることは少ないです。また、マネジメント教育を受けたりその能力に長けたも者が管理者になるのでオーバーワークをさせるようなことはしません。

自分に向いている仕事に就く

もしも倒れたい理由が自分に向いていない仕事の場合は、自分に合う(職種や働き方等)仕事に就くべきです。すでにそれが何かに気付いている場合は迷わずその仕事に就くべきだし、どのような仕事が合っているかわからないなら適正検査を受けるべきです。

プロに依頼する

自分に合った仕事に就いたり優良企業に勤めたりするのが良いと、口では簡単に言えますが、自分で探すのはなかなか難しいですよね。そこで提案するのがプロに依頼するという方法です。

私がお勧めするのは転職サイトのサービス、エージェントサービスです。ご存知の方も多いと思いますが、転職サイトはスマートフォンから求人検索したり転職のノウハウといった記事を読んだりできます。

ただ、ここで大事なのは優良企業との出会い、優良企業と出会うには転職のプロにサポートしてもらう必要があります

申し込むと担当との打ち合わせがあり、そこであなたの性格や仕事への考えや適性を見てくれます。ここできちんと働き方について考えを述べておきましょう。

転職エージェントを利用するのは優秀な人材を獲得したい優良企業です。企業にとって評価は大事、こういったサービスを依頼して獲得した人材がすぐに退社し「ブラック企業」というレッテルを貼られるととても困るのです。つまり自社に問題を抱えている企業はそれが露呈するのは困るので、こういったサービスを利用しませんよ。

おすすめの転職エージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、初めての転職活動でも書類作成の方法や、面接のコツなどを丁寧にレクチャーすることに慣れている担当者が多いです。

だから「初めての転職で、いろいろ不安!」という方はマイナビエージェントに登録することをおすすめします。

私自身も転職活動中、マイナビエージェントの担当者と作成した職務経歴書を使用して、倍率が高いとされる事務職の正社員に絞っての応募で書類通過率は4割ほどでした。

転職活動をしている方ならわかると思いますが、これはけっこう高い数字だと思います。

 

dodaエージェント

dodaは、リクルートエージェントに次いで2番目の求人数を誇ります。

求人数が多いというだけでも登録する理由になると思いますが、dodaの場合は募集企業の質がかなり高いです。

 

リクルートエージェント

\転職支援実績NO.1/

①業界最大級の非公開求人数
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③充実した転職サポート

知名度はNo.1であるリクルートエージェント。迷ったらとりあえずここ!と言える信頼性があります。

求人検索がとても使いやすく、非公開求人も含め、面接日程まで一元管理出来ます。私も転職する際には必ず使っています。

 

「倒れたいのに倒れない」を卒業しよう

倒れたい願望を持ちながら嫌々出勤する毎日に別れを告げて優良企業で生き生きと仕事をしましょう。世の中には辛い働き方をしている方はたくさんいますが、やはり無知は損!

転職のプロに相談することでいまよりも絶対に条件の良い企業に転職できます。登録はスマホでもできるので一度検索してみてください。

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